商業と情報の専門学科を設置する京都すばる高校は、規律ある授業と高い目標を持った特別活動を通じて、確かな学力と豊かな心を持った人材を育成します。
10月28日(月)・30日(水)、起業創造科1年生の「ビジネス基礎」の授業で伏見税務署から講師の先生をお招きして連携授業を実施しました。
前半は税務署の仕事内容について伺いました。
後半は、現在考えている「新しい税金」の提案内容についてグループワークを行い、アドバイスをいただきました。
外部の先生からの学びを経て、11月末にクラス別で発表会を行いました。
そして、クラスの代表者8名ずつが、12月16日(月)に課題発表会を行います。(3クラス合同で、時間帯は4限(11時25分~)です。よろしければご参観ください。)
1期生、初めての個人プレゼンの発表会となります。どのような「税」が提案されるのでしょうか。
9月11日(水)、起業創造科の生徒を対象に大原簿記法律専門学校 京都校から久保先生と2017年度本校会計科卒業生をお招きし「簿記の学びの扉をひらく」というテーマで御講演をいただきました。
先輩は、「簿記」の楽しさを感じ、専門学校への進路を選択し現在「公認会計士」という職業を目指されています。
学習のやりがいを「知らないことをどんどん取り入れる(知る)」こととおっしゃっていました。
改めて、4月当初に学んだ会計の意味や目的について振り返るとともにこれからの学びの扉をひらくきっかけとなりました。
どの職業を就くにも、利益感覚は必要なことです。日々多くのことを吸収しながら学びを深めていきたいと思います。
起業創造科で学ぶ9分の1(3年×3学期の1つ)が終了しました。
簿記や情報処理の授業を通して電卓やパソコンのキーボードが何も見ずに打つことができるようになったり、ビジネス基礎の授業で自分の考えを話すことが楽しくなったりと少しずつ高校での学びに慣れてきたのではないでしょうか。
ビジネス特有の専門用語に戸惑いつつも、毎回の授業で行う反復練習で「慣れ」に変わり、それが当たり前になってきている人も多いと思います。
この「慣れ」はとても大切なことです。2学期の9月には初めての商業科目の検定となる情報処理検定3級にチャレンジします。
さて、夏休みには「税の作文」に取り組みます。
その前段階として1学期の最後にはビジネス基礎の授業で「税」について考えました。
地域社会を支えるために必要な税。2学期には「新しい税金や税金の教材」の提案に向け進めていきます。
6月12日(水)と19日(水)、起業創造科1年生「ビジネス基礎」と「簿記」の科目連携授業で起業創造科初のフィールドワークを行いました。
はじめに「伏見大手筋商店街」の歴史や商店街が担う街づくりについてのお話を聞いた後、グループに分かれ個人商店を訪問しました。
事前に考えた質問をインタビューさせていただき、普段の学習の理解を深めたり、違いを知ることができました。お話いただく中で追質問するコミュニケーションの難しさも体感しました。
翌日の授業ではグループごとに学習した内容を報告し合い、他のグループの様子について共有しました。
「地域での学びは机上だけではなく、自分自身で訪れて、見て、聞いて、考える。」様々なアプローチで今後も学び続けます。
ご協力いただきました伏見大手筋商店街振興組合の皆様ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
新学科1年生の授業紹介シリーズ第3回目は、起業創造科の「ビジネス基礎」の授業です。
高校3年間でも何度もグループワークを経験してもらいます。グループワークとは、複数人を1つのグループにして、「ひとつの課題」を時間内に解決するという形式の学習方法です。このグループワークで大切なことは「チーム」を意識し、チームとして機能しているかです。
今回実施した「貿易ゲーム」は、どれだけ多くのお金を稼ぐことができるかを競うというものです。チーム(国)ごとに、与えられている資源と技術は異なります。時間内で、役割分担はどうするか、どのようにすれば製品を作れるか、また他のチーム(国)と交渉が必要かなどはチーム内ですべて考えます。
こんにち、働き方が多様化し、個人ではなく「チーム」で働く視点が大切になっています。今回は、ゲーム形式で体感しました。