学校生活School Life

科学の教室(7)『惑星科学・気象学』

 

 2月1日(金)の放課後に、京都大学大学院理学研究科教授の余田成男先生に来ていただき、「気候変動と極端気象 ~観測的事実と数値モデル実験~」というテーマで講演をしていただきました。地球が温暖化している観測的事実、大気による温室効果の仕組み、大気と海、氷や植生などが作り出す地球の気候システム、そしてスーパーコンピュータを使った未来の気候予測についてお話をしていただきました。地球の温度を人工的に下げる方法の研究や、気候モデルを使った膨大な数値計算で天気予報ができることなど、興味深いお話もたくさん聞くことができました。


感想(1年男子)
 温室効果がどのように作用しているのか知ることができた。フライパンを使った実験では赤外線の伝わり方を体験できた。温室効果にはまだ分からないことがあったり、水蒸気の増加が気温上昇の理由の一つでもあることに驚いた。自分一人の努力で環境にもたらす変化は微々たるものだが、自分で出来ることを考え、正しいことを実行できるような知識と行動力をつけたいと思った。

 
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