10月22日(土)奈良学園大学人間教育学部の葛城元講師をお招きし、文理総合科の1年生41名を対象に「斜方投射を題材とした課題解決」というテーマで、特別講義を実施しました。また、京都教育大学の大学院生3名にも参加していただき活動の支援をしていただきました。

 本講義では、発射台から鉄球を転がし、床に置いたペットボトルの中に入れる課題にグループで取り組みました。測定実験を繰り返し行い得られたデータをもとに、鉄球の描く軌跡を数式に表し、ペットボトルの位置を求めました。そして、その結果が合っているかの検証実験も行いました。講義の最後には、葛城先生から「他者と協力して課題解決すること、自分の考えを伝えたり議論したりすることにも数学を積極的に活用してほしい」とまとめがありました。

 次回11月12日(土)では、今回の取り組みにおいて、課題の成功率を高めるためのより良い方法をレポートにまとめ、クラス内で発表会を開催する予定です。