7月17日(水)、明治国際医療大学から救急救命士の先生と学生4名に来校いただき、5・6年生対象とした着衣泳教室を実施しました。この日は前もって参観を兼ねていたこともあり、多くの保護者の皆様もご参加いただきました。
まず、着衣のまま川や池等に落ちた場合、自分の命を守るためにするべきこととして、救助が来るまで呼吸をして待つことの大切さを教えていただきました。してはいけないこととして、大声で助けを呼ぶ、手を挙げて助けを呼ぶことだと話され、子どもたちも「なぜ?」という表情でしたが、実際に声を出したり手を挙げたりすると、体の中の空気が抜けて沈むことや手を挙げるだけで沈むことを手本を見せて教えていただき、子どもたちも理解につながりました。
その後、仰向けにおなかを突き出すように脱力すれば、肺にある空気、靴の浮力、ペットボトルなどの補助具などで浮く体験を、ペアで補助をしながら実際に体験しました。「体が浮く」「呼吸ができる」という安心感が体感できたことは大きな学びだったと思います。
子どもたちの興味を引きつけながら、大変上手にご指導いただきました。さずが様々な場面でご活躍されている救急救命士だと改めて感心させていただきました。学生のみなさんも優しく子どもたちに関わって教えていただき、子どもたちも喜んでいました。本当にありがとうございました。
まずは、子どもだけで水辺に近づかないことを、心がけさせたいです。
5・6年 着衣泳教室
