デジタルアートの面白さや郷土芸能の魅力に触れました☆

学校行事

 12月4日(月)、5日(火)の2日間、文化庁「文化芸術による子供育成推進事業」として、デジタルアートの体験をしました。今回お世話になったのは、「WOW(ワウ)」の皆さんと讃岐獅子舞保存会の皆さんです。
 4日(月)の4時間目には、全校が体育館に集まり、デジタルアートの説明と香川県の郷土芸能「讃岐獅子舞」の観賞をしました。「WOW」の皆さんは、CGやプログラミングを使用して、CMやゲームを作っている会社だそうです。また、「獅子舞」は日本全国で800種類以上あるということも教えていただきました。讃岐獅子舞が会場を動き回ると、子どもたちは「頭噛んで~!」と訴えていました。獅子舞の意味をよく知っているんですね。
 同日、5時間目には、次の日に使用するお面を作りました。「○○の神様」というテーマで、白いお面にマジックで色を塗ったり、折り紙やスズランテープを貼り付けたりしました。一人一人の思いや願いが込められた、オリジナルお面を製作することができました。○○の部分が同じでも、表現の仕方は一人一人個性があって面白いものですね。
 5日(火)には、1学年1時間の割り当てで、デジタルアート体験をしました。製作したお面を着けてスクリーンの前に立つと・・・なんと、自分自身が「なまはげ」や「獅子舞」に変身!スクリーンの「なまはげ」は大きな雪の塊を作ります。投げる動きをすると・・・自分の「なまはげ」が雪の塊を投げます!一方、スクリーンの「獅子舞」は、上下から両手で挟む動きをすると・・・「獅子舞」からお金が出て、田の稲が生長します。獅子舞は「五穀豊穣」を祈る行事につきものということを表しているのですね。「なまはげ」や「獅子舞」に変身した子どもたちは、いろいろな動きをしながら楽しんでいました。また、スタッフの方に質問をするなど、CGやプログラミングの世界にも興味津々でした。
 子どもたちが様々な体験をして、新しい面白さ、楽しさに出会う機会を作りたいという思いから計画、実施している文化庁「文化芸術による子供育成推進事業」。郷土芸能の魅力やデジタルアートの面白さを思う存分味わえた時間となりました。お世話になった「WOW」の皆さん、「讃岐獅子舞保存会」の皆さん、ありがとうございました。

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