中間考査を終えた貴重な梅雨の晴れ間、夏の大会に向けて練習に励んでいます。
6月1日、1年生対象にコースの説明会を実施しました。
各コース担当の先生方から、想いいっぱいにコースをアピールしていただきました。
8コースの中から、自身の学びたいことや将来を考えて選択します。真剣なまなざしで聞き入る姿が印象的でした。
今年度より、本校では農場HACCP(ハサップ)認証取得に向けて活動を始めます。
それに先立ち、5月28日(金)に農場HACCPキックオフ大会を開催し、動物バイオ、畜産、畜産流通、動物資源の計35名の生徒が出席しました。
農場HACCPとは、畜産物の安全性の確保と生産性の向上を目的に、生産中に起こりそうな危害要因を分析・対策、それを取り除くために管理・改善するという食品を安全に生産するためのシステムを畜産農場に取り入れたものです。
大会には、5名の関係支援者の方に来校して頂き、認証に向けた講習などをして頂きました。
生徒たちは今回の大会から、「農場HACCPの認証は大変だが、畜産系コース全体での団結が必要である」など、多くのことを学ぶことができました。
良いお天気に恵まれた日
4月9日(金)に第39回入学式を挙行しました。校長先生から新入生59名に入学許可が与えられ、新入生代表が『規則を守り、学業に励みます。』と宣誓しました。
また、校長先生からは、「本校の発展の担い手になるように」と、激励を頂戴しました。
午後からは『入寮式』が行われました。昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止により、寮生活のスタートが遅れましたが、例年と同様のスケジュールで進み、一安心です。無事船南寮に新しいメンバーを迎えることができました。
初めてのホームルームでは、真剣に提出書類を作成する生徒の様子が伺えました。
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます!
心機一転を迎えるこの時期。
4月8日(木)に1学期始業式、着任式、2、3年生の入寮式がありました。
最初に行われた着任式では、新しく農芸高校に来られた18名の先生方が紹介されました。続けて始業式が行われ、式辞の中で校長先生は、今年度の学びのテーマ「新しい農芸への挑戦を加速化しよう、目指せ Next Stage!!」とそのねらいを発表されました。さらに、教務部長からは、1年間の仕事や学習・プライベートに向かう気持ちの変化。生徒指導部長からは今年度1年間の学校生活についての心構え。保健部長からは、コロナ対策について改めて気持ちを引き締めるよう講話がありました。
入寮式では、66名の生徒が入寮を認められました。校長先生は「自らの意思と判断で自律的に行動することが必要です。」と激励の言葉を述べられました。
いよいよ、新年度のスタートです。
3月19日(金)、体育館にて終業式を行いました。校長先生は式辞で、コロナ禍での臨時休校による授業日数減少と、府立高校全体での感染者数に触れ、「新しい行動様式の適切に行っていただいたおかげで、農芸高校での感染者は出なかった。」と感謝を述べました。また、「高等学校以上に学習が進むと、自分が頑張ろうとしないと学習成果が望めない。春休みには各自が客観的に自己評価を行い、4月からの展望を持てるようにしてほしい。」と伝えました。
式後の伝達表彰では、2月19日に行われた校内意見発表会の優秀者が発表され、各部門の最優秀者3名が表彰されました。また、(一財)日本造園建設業協会主催の造園デザインコンクール高校生部門で入選した2年生布野壮汰さんの表彰が行われました。
最後に、本年度4年目となる野菜コースのトマトに関するglobalG.A.P.認証取得について、認証書の授与が行われ、認証取得に向けたコースの努力を称えました。
3月1日(月) 梅の花の香りも漂う温かい日差しの中、卒業式を行いました。在校生代表生徒と保護者参列の中、60名が会場に入場すると、体育館は大きな拍手に包まれました。
式辞の中で長谷川校長は新型コロナウイルス感染拡大防止の影響で、学習機会を奪われた卒業生に向け、「求人数の2割減少、大学入試の見通しが不透明な中、進路目標を達成し、さらに、9割の卒業生が教育長表彰を受賞したのは快挙。」と3年間の努力を労いました。
また、「経済成長を優先し、自然環境の保全を疎かにした人間が、自然からの戒めを受けている。アフターコロナの時代には、動植物の栽培・飼育管理や食と環境について学んだみなさんが社会を支える人材となり得る。」とエールを送りました。
答辞では代表の田中陽満莉さん、徳岡友秋さんは「6月からの学校再開でも、行事は中止ばかり。もっと思い出を作りたかったが、最後の授業を迎えてしまった。それでも、農芸高校での3年間で沢山の力を身に着けた。私たちはその力で前を向いて歩いていきます」と3年間の生活を振り返りました。
卒業生のみなさん、おめでとうございます。
卒業式を週明けに控えた2月26日(金)の5,6時間目に、卒業生に対する各種表彰の伝達表彰式が行われました。
この日に行った表彰は、3年間の学業や学校生活が特に優秀な生徒に対して送られるもので、延べ72件(実数で54名)が表彰されました。
特に、京都府学校農業クラブ連盟農業検定 上級受賞が6名と府内で最も多く、京都府立高等学校職業に関する学科生徒の表彰が54名と卒業生の9割が受賞したのは快挙で、3年生が専門学習に励んだ成果です。
受賞者のみなさん、おめでとうございました。
農産バイオ科は1月21日(木)、環境緑地科は1月26日(火)、研究活動の締めくくりとして課題研究発表会を実施しました。課題研究という授業は、専門分野に関わる課題解決に、授業で習得した知識や技術を用いて、主体的に取り組む授業です。
2、3年生の2年間をとおして受ける授業ですが、特に3年生は3年間の学習が試される発表会となります。皆が真剣な表情でこれまでの取り組みを発表します。持ち時間いっぱいを使って質疑応答も行われる熱意が伝わる発表会となりました。
1月8日(金)に3学期の始業式を行いました。新型コロナウイルス感染拡大防止に配慮し、2学期の終業式と同じく放送での始業式となりました。
式では校長先生より「新しい生活様式を守り、しっかり学習活動に取り組むようにすること。3学期は短い学期であるが、成果を出す学期である。4月以降の生活をしっかり考えて学習に取り組み、充実した学期であったと思えるようにして欲しい。」と式辞がありました。
式後の伝達表彰では、専門学習に関わる各種大会・競技会中止の状況の中、学習に励んでいる本校生徒を励ますため、文部科学大臣から職業に関する専門学科への「特別奨励状」が生徒会農業クラブ会長に授与されました。
12月25日(金)は、放送での終業式を行いました。式後の伝達表彰では、2学期11月・12月の学習活動で成果を挙げた生徒・部活動に賞状が贈られましたが、いつもとは異なる職員室での表彰式となりました。また、生徒会・農業クラブ本部が作成した農業クラブ行事のムービーを各HR教室で上映されました。
表彰者は次の通りです。
第58回技能五輪全国大会 造園職種 敢闘賞 3年3組 井澤悠午、2年3組 宮尾 永
緑の環境プラン大賞 ポケットガーデン部門 コミュニティ大賞 3年3組 大仲謙志
第14回 全農 学生酪農の夢コンクール 最優秀賞 3年2組 宅間加鈴、優秀賞 3年2組 田中陽満莉
第48回 毎日 農業記録賞 優良賞 3年1組 信秋優輝、地区入賞、3年2組 田中陽満莉
第4回 全国高校生農業アクション大賞 支援対象グループ選定 畜産部
校内情報処理競技会 最優秀 1年3組 板橋明尚
9月8日(火)に、動物バイオコースの生徒2,3年生9名を対象として京都食肉市場の方を講師にお呼びして和牛についての講習会が開催されました。
和牛の歩留等級や肉質等級の格付けの基準や良質な肉になる牛の条件について講習していただきました。
9月9日(水)の京都新聞朝刊(丹波版)に掲載されました。
第4回全国高校生 農業アクション大賞(主催・毎日新聞)で、
15校のグループに選出され、
3ヵ年の活動に対する支援金20万円が贈呈されます。
活動内容
「スマート農業」と「ゲノム解析」の普及・研究活動
全国高校生 農業アクション大賞URL
https://www.mainichi.co.jp/event/nou-act/index.html
8月29日(土)に、第1回オープンスクールを開催し、
165名の中学生・保護者の方の参加がありました。
今回は、新型コロナウイルス・熱中症対策として
冷房の効いた教室にリモート配信し、学校、学科の説明を行いました。
最後は暑いなかでしたが、農場や寮を見学して終了しました。
次回のオープンスクール(9月26日(土)・10月3日(土))では、
専門的なコースの体験をしていただけます。
詳細は、HPにアップしますのでご確認ください。
8月20日(木)、2学期の始業式を行いました。通常は体育館での式典となるのですが、今回はHR教室にて、全校放送により行いました。校長先生の式辞では『学校においても新型コロナウイルスの感染拡大防止に係る新しい行動様式を徹底し、進路目標の達成も含めた専門学習の成果の発信に向けた取組を進め、心身の健康維持に努め、規則を守り、充実した学期になるように』と4ヶ月に及ぶ2学期の目標が示されました。
また、教務部からは『毎日の授業の大切さ』、農場部からは『コロナ禍での専門学習推進』について話がありました。
令和2年8月17日
船南寮生保護者様
京都府立農芸高等学校
校 長 長 谷 川 清 隆
平素は、本校寮教育に御理解、御協力を賜わり厚く御礼申し上げます。
さて、京都府においては現在、新型コロナウイルス感染拡大が沈静化しておらず、またクラスター感染の発生が報道されるなど、依然予断を許さない状況です。
本校においては、夏季休業終了に伴い、寮生が帰寮し寄宿舎教育を推進するため、新しい行動様式による日々の感染防止対策とともに、寮生活を再開させる予定で準備しているところです。
つきましては、下記の内容について再度、確認いただき、帰寮及び二学期の寮生活に備えるよう、御家庭においても御指導くださいますようお願い申し上げます。
記
1 家庭における生活上の注意
(1) 家庭においても新しい行動様式(別紙)を遵守し、各自による毎日の検温、健康チェックを行うこと。
(2) 「密閉・密集・密接」で不特定多数が集まる空間に近寄らないなど、感染防止に十分配慮すること。
2 帰寮にあたっての注意
(1) 自宅を出る前に必ず検温し、発熱がある場合、風邪の症状がある場合は、その旨をHR担任または船南寮に連絡し、体調が回復してから帰寮すること。
(2) 帰寮時に検温を行い37.5℃以上の場合は帰寮できない場合があります。
(3) 帰寮日時については、令和2年7月17日付け文書で連絡のとおり、変更ありません。
3 二学期の寮生活について
(1) 各自が睡眠、栄養をはじめとする充分な体調管理とともに、新しい行動様式による新型コロナウイルスをはじめとする感染症拡大防止にしっかりと努めること。
(2) 新型コロナウイルス感染拡大に係わって、寮生活における感染等への不安から、やむを得ず二学期、通学を希望される場合は至急、副校長まで連絡をお願いします。また、本件につきまして、御不明な点がございましたら、副校長まで御連絡ください。
令和2年7月30日
保護者 様
京都府立農芸高等学校
校 長 長谷川 清隆
新型コロナウイルス感染拡大防止に係る対応等について
平素は本校の教育活動に御理解、御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
また、新型コロナウイルス感染拡大防止については、御理解、御協力をいただき、ありがとうございます。
さて、夏季休業期間中も、新規陽性者数の状況等踏まえ、継続した感染症予防対策の徹底が必要となります。
つきましては、下記のとおり対応いただきますよう、一層の御理解と御協力をお願いいたします。
記
1 御家庭で御協力いただきたい内容について
(1)生徒の皆さんへ
〇夏期休業期間でも、生活リズムを整えて、健康的に過ごしましょう。
〇実習や部活動等で学校に登校する時は、朝(登校前)の検温と健康観察をお願いします。発熱、咳等の風邪症状及び体調不良等がある場合は、決して無理をせず、自宅で休養してください。
〇不要不急の外出はできるだけ避けるようにしてください。
〇外出する時は、【密閉・密集・密接】を避け、マスクを着用するとともに、こまめに手洗いをしましょう。
〇公共交通機関利用の際は、会話を控える等「新しい生活様式」を踏まえて行動してください。
〇感染者や濃厚接触者及び医療従事者等が差別・偏見・いじめ・誹謗中傷の対象にならぬよう、十分配慮・注意するとともに不確かな情報に惑わされて人権侵害につながることのないように、正しい情報に基づいた冷静な行動をしてください。
(2)保護者の皆様へ
〇御家庭でも「学校の新しい生活様式」を踏まえた感染症対策及び、人権侵害につながることのないように、正しい情報に基づいた冷静な行動をお願いします。
〇お子様が学校に登校するなど外出する場合は、健康観察をしていただき、風邪等の症状がある場合は決して無理をせず、自宅で休養させてください。
〇夏期休業期間であっても、新型コロナウイルス感染症の疑いが判明した場合は、本校に連絡いただきますよう宜しくお願いします。
※PCR検査結果が判明した場合はもちろんですが、本人が濃厚接触者と判明した場合、本人・家族がPCR検査を受検する場合においても、必ず御報告をいただきますようよろしくお願いします。
2 その他
(1)発熱が続くなど感染が疑われる場合は、保健所または専用相談窓口(京都市内の方は075-222-3421、京都市外の方は075-414-4726)へ御相談いただき、指示に従ってください。
(2)今後の感染状況等により、予定が変更されることがありますので、学校からの連絡には十分御留意ください。最新情報については下記の学校ホームページ及びツイッターにて発信させていただきます。適宜閲覧していただきますようお願いいたします。(学校ホームページ及びツイッターが閲覧できない場合は、学校までお電話にてお問い合わせください。)
〇ホームページ://www.kyoto-be.ne.jp/nougei-hs/mt/
〇ツイッター:https://twitter.com/nougei_hs
連絡先
電話:0771-65-0013(月~金 8:30~17:00)
※学校閉鎖期間中(上記の時間外、土日、8月10日から16日まで)は留守番電話となりますが、内容と連絡先をお話しください。折り返し連絡させていただきますが、返信までお時間をいただくことがあります。
学校が再開されましたら、登校時から帰宅までのマスク着用をお願いします。しかし、現在市販マスクを入手することが困難な状況ですので、手作りマスクもご利用いただきながら準備をしてください。
すでに本校HPでも「手作りマスク」の紹介をしていますが、ハンカチ等で、毎日洗って何度でも作りかえられる「縫わずに作る かんたんマスク」の作り方もご活用くださいますようにお願いします。
マスクの使用が長期間に渡ることが予想されます。交換や洗い替えすることも考え、5枚程度準備しておいてください。