令和4年10月7日
PTA会員 様
京都府立盲学校PTA会長
京都府立盲学校校長
令和4年度点字ブロック啓発事業について(お知らせ)
平素は、本会の活動並びに本校の教育活動に御理解、御協力をいただき、ありがとうございます。
さて、例年、PTAと学校で実施してきました標記事業ですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、平成30年度を最後に中断していました。
この度、JR二条駅様が窓口となってくださり、新たな形で事業を再開することができましたので、下記のとおりお知らせします。
以前の取組は、PTA会員、児童生徒による地下鉄駅コンコースでの啓発メッセージ付きポケットティッシュの直接配布でしたが、今年度は、駅構内での児童生徒による啓発メッセージ放送(録音)と形を変えての実施となります。
啓発メッセージ付きポケットティッシュについては、駅構内に設置し、駅利用者に持ち帰っていただく形を検討中です。
なお、駅構内での啓発メッセージ放送は、駅係員の業務の状況により、放送時間帯であってもタイミングよく流れない場合がありますことを、予め御承知おきください。
記
1 期間及び放送時間帯
◆第1期 令和4年10月8日(土)~15日(土、「国際白杖の日」)
7:00~9:00、16:00~18:00(およそ30分間隔で複数回流れます)
(第2期 令和5年3月18日(土、「点字ブロックの日」)を中心に1週間程度を予定)
2 場所
JR嵯峨野線(山陰線)丹波口駅~園部駅までの12駅(保津峡駅、吉富駅は無人駅のため、放送はありません)
3 内容
(1)駅構内で、児童生徒が作成・録音等した安全啓発メッセージを放送します。
(2)JR二条駅及び円町駅構内に、安全啓発ポスターを掲示します。
ポスターは、「ホーム転落をなくす会」(任意団体、高山久美子代表)製作のものです。
(3)駅構内に、安全啓発ティッシュ等を置き、駅利用者へ配布します。(検討中)
点字ブロック啓発事業 『国際白杖の日』 放送内容
「皆さん、こんにちは。」
「私たちは、京都府立盲学校の児童・生徒です。」
「10月15日は「国際白杖の日」、白い杖の日です。」
「皆さんは、駅や町で白い杖を持った人を見かけたことが、ありませんか。」
「白い杖は、目の不自由な私たちにとって、安心・安全に歩行するための大切なアイテム、体の一部です。」
「皆さんにお願いがあります。」
「白い杖を持った人がいたら、すぐ前を横切らないでください。」
「階段や細い通路などで、すぐ横を追い抜かないでください。とても恐い時があります。」
「白い杖を持った人が、迷っていたり、困っていたりしているのを見かけたら、『何かお手伝いしましょうか』と声をかけてください。」
「駅構内で危険と感じたときは、『止まって!危ない!』と声をかけてください。」
「皆さんの御支援・御協力をお願いします。」
「以上、京都府立盲学校の児童・生徒からのお願いでした。」
点字ブロック啓発事業 『国際白杖の日』 啓発ポスター
二条駅


円町駅

