11月17日（木）、1年生を対象に、職業分野別のガイダンスを実施しました。合計15の職業分野に分かれて教室を用意し、お招きした大学や専門学校の講師の方に、生徒が関心を寄せる職業について、大変濃密な講演をいただきました。生徒が事前学習で該当の職業について調査・学習をしていたこともあり、多くの生徒が講義内容について積極的にメモを取り、職業分野について何を大学や専門学校で学んでおくと良いか、就職したときに具体的にどのようなことをするのか、などについて、知識・関心を深めている様子でした。以下生徒の感想になります（抜粋）。

「（前略）グロテスクなことが苦手な自分には、不安なことが誰の話を聞いても多かったけど、今日の話を聞いて頑張ろうと思えた。患者さんとの接し方も重要で、これも人見知りな自分には難関だけど、経験を重ねることで慣れが出てくるから、あまりにも気にしすぎる必要はないと思った。大学選びから、その先の就職についてまである程度は考える必要があって、それに必要な力も高校で毎日こつこつとつけていかないといけないと思って、心に刺さった。あとで自分が後悔しないように、今のうちから頑張りたいと思った。」（分野名：看護）

「心理学は文系の教科だけでなく理系も必要だということが分かりました。特に驚いたのは、人間は損したことの方が心に残りやすいことです。（親戚の）人がくれた一万円より、なくした一万円の方が印象に残っていたり、飛行機が落ちる確率は低いのに飛行機が怖かったりすることが、『確かに！』と思いました。心理学にも色々と種類があって、人の行動などで心を分析する等、とても難しそうだなと思いました。自分の気持ちと向き合って自分で解決できるセルプヘルプをできるようになりたいです。」（分野名：心理）

「経済学と経営学は、『なんとなく違う感じするな～』くらいの感覚だったので、今回話を聞いて、どのような所がどのように違うのか、明確に、詳しく知ることができて良かったです。（中略）経営学では、消費者心理と価格設定についての話が興味深かったです。自分はレアな物や限定品、コラボ品に目がないので、スノッブ効果でつられやすそうだな、また、198円や1980円を「イチキュッパだ」と思って安いと感じてしまうなと思いました。（中略）経済学も経営学もとても面白そうでした。最初はそうでもなかったけど、話を聞いてみると意外と良い、そんな学問は他にもたくさんあると思うので、たくさんの学問の話を聞いてみたいと思いました。そうやって学びを深めて、自分が一番学びたい、深めたい学問を見つけたいです。」（分野名：経済・経営）