9月14日(日)15日(月・祝)の2日間、TAFS第2研究群芝研究班の生徒8名が東北大学を訪れました。
本校は東北復興プロジェクトの一環として、芝による防波堤緑化の研究を2012年に開始しました。これを契機として様々な方とつながり、現在はMAP利用によるN2O削減に関する研究で、東北大学様と水ing株式会社様と共同研究契約を締結しております。
初日は、大崎市鹿島台にある生命科学研究科附属湛水生態系野外実験施設を訪問し、東北大学大学院生命科学研究科教授の佐藤修正先生から、フィールドワークで資材を使用したダイズの栽培実験や、野生のイネの栽培品種化について学びました。また、MAPの利用による堤防の芝の生育状況を観察しました。
2日目は東北大学を訪問し、昨日採取した気体をガスクロマトグラフィー分析し、分析方法や検出されたデータの見方や、土壌コアからリアルタイムでN2Oを計測する方法等を御教授いただきました。また、私たちの研究活動報告を行いました。
大学の先生方、水ing株式会社様と直接ディスカッション等を行う事で、様々な角度からお話を聞くことができ、私たちの研究活動の理解と、今後の取り組みについて具体的な計画を立てることができた有意義な2日間でした。