【いもぼう様訪問】

TAFS第2研究群エビイモ研究班の生徒が、300年の歴史ある「京名物いもぼう平野屋本店」様にお伺いし、海老芋を利用した料理を指導していただきました。

本校では、課題研究の一環として海老芋の組織培養に取り組み、植物バイオテクノロジーの技術(茎頂培養)で得られた苗を利用した海老芋生産に取り組んでいます。またご縁があり、本年度収穫した海老芋を、いもぼう様でご使用していただきました。

海老芋は主に子芋を利用しますが、親芋は筋などが多くあまり利用されないため、本校でも廃棄処分をせざるをえません。これら廃棄対象となる親芋をどうにか利用できないかとご相談したところ、快くお引き受けいただき、今回の活動につながりました。

海老芋鴨饅頭の料理方法を教えていただき、裏ごしから芯に鴨のそぼろを包みこむ工程等ご指導いただきました。最後は試食をさせていただき、その味に生徒たちは舌鼓をうっておりました。また、御主人の北村様からも親芋でも十分通用するのではとご感想をいただき、今後の活動の励みになりました。

3月後半から次年度に向けた海老芋栽培が始まります。次年度もより良い海老芋が収穫できるよう、生徒の活躍に期待します。

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