平和学習(5,6年生)

 12月8日(月)に、綾部市遺族会の平和の語り部事業の一環として5,6年生を対象に平和学習を行いました。当日は綾部市遺族会副会長の渡辺弘造様にお越しいただき、渡辺様が御尊父様から伝え聞いたことや当時の記録をもとにお話をいただきました。

 社会科での学習や国語の物語文で、少しは予備知識のある子どもたちですが、実際に戦争が起こった経過や身近な親族が出征する様子、そして「生と死」が隣り合った状況の中で戦地で過ごしている様子、終戦してから帰国するまでの様子など、戦争を体験した者でしか分からないことを語っていただきました。子どもたちも記録を取りながら、しっかりと渡辺様の話に耳を傾けておりました。

 戦後80年を迎え、当時のことを知っている方々が少なくなっていく状況の中で、少しでも「平和」の尊さを感じられるような話を聞けたこと、二度と戦争を繰り返してはならないということを感じ取れた貴重な時間となりました。

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