【航海船舶コース】底曳網漁業実習

「底曳網漁業実習」船No.33
 11月5日(水)〜7日(金)の3日間、航海船舶コース3年生が実習船「みずなぎ」に乗船し、経ヶ岬沖での底曳網漁業実習に取り組みました。
 天候にも恵まれ4回の操業ができ、魚種ごとに体長や重量を測定しました。さらに、今回は底曳網調査のため京都府水産事務所より2名の調査員が乗船され、網にカメラを取り付け操業中の網の動きや魚が網に入る様子を撮影されました。生徒たちも撮影された動画を見せていただき、今まで見ることのできなかった水中の様子を知ることで、底曳網漁業の漁法や特性を深く知ることができました。
 漁獲物加工では低利用資源となる小型のマダラを干物として販売できるように加工しました。またスルメイカの干物やニギスの下処理を行い、付加価値を高めました。
 海洋市場ではアカムツやアカガレイの鮮魚、スルメイカやマダラの干物等を販売し、生徒は漁獲から加工、販売までの流れについて理解を深めることができました。今回も地域や保護者等の方に御来校いただき、大盛況で終えることができました。