令和6年度 3年生国内航海実習①

 6月8日(土)〜17日(月)の10日間、航海船舶コース3年生が実習船「みずなぎ」に乗船し、沖縄・長崎を寄港地とする国内航海実習に取り組んでいます。
 8日(土)の出港式では、生徒代表の上田朱佑さんがあいさつをし、今回の実習に対する意気込みを述べました。また実習生の保護者等の皆様、本校在校生、教職員と多くの方々に御参加いただき、盛大にお見送りしていただきました。
 本校出港後は海況も良く、体調不良や船酔いもなく全員が実習に取り組めいています。また航行中は操舵や見張り等の航海当直を通して、船舶職員として必要な知識や技術を学んでいます。

 6月11日(火)9時頃、沖縄県那覇港に入港しました。入港後は寄港地活動として、「ひめゆり塔・ひめゆり平和祈念資料館」での平和学習、沖縄県立沖縄水産高等学校との交流を行いました。
 ひめゆりの塔では、代表生徒が献花し戦争の犠牲者を追悼しました。その後、ひめゆり祈念資料館では当時の遺品や資料を見学し、戦争の悲惨さを学びました。
 沖縄県立沖縄水産高等学校では、マリンスポーツ類型2年生の皆様と交流を深めました。沖縄水産高等学校にまつわるクイズを出題していただき、同じ海洋・水産系高等学校で学ぶ生徒同士、楽しく交流を深めることができました。また交流後の施設見学では、本校とは違う設備や施設を見ることができ、水産に関わる知識を身につけることができました。
 その後、那覇市の国際通りでの市内視察を行い、市場等の見学を行いました。日本海側では見られないような魚貝類を見学し、地域による漁獲物の違いを知ることができました。
 帰船後、ミーティング及び下船テストを実施しました。