今年度も生徒会企画季節行事として、校内の中庭に「鯉のぼり」が揚げられました。
鯉のぼりの原型は、中国の伝承の1つ、「登竜門」だと言われています。「登竜門」とは、成功へといたる難しい関門を突破したことをいうことわざで、滝をのぼりきれた鯉が龍になったという伝承から、「鯉の滝登り」とも言われています。
生徒会では、本校の生徒全員がこの伝承の龍になった鯉のように、成功に至るための様々な困難を乗り越えて行けるよう願いを込めて、鯉のぼりを揚げることにしています。
本校では、教養科学科生徒の探究心・創造性・独創性の伸長のため、GSP(グローカル・スタディーズ・プログラム)の一環として、総合的な学習の時間を「こだわり学」と称して、様々な活動に取り組んでいます。2年次では、生徒が独自のテーマで課題を設定し、研究(ゼミ活動)を行っています。そのまとめとして、4月18日(月)、3年生の代表が教養科学科の2、3年生に向けて校内発表を行いました。
昨年度は、「国語ゼミ」「数学ゼミ」「化学ゼミ」「社会ゼミ」「物理ゼミ」「生物ゼミ」「地学ゼミ」「英語ゼミ」の8つが開講され、各ゼミ内で発表を行い代表を選出しました。
[各ゼミの紹介]
各ゼミ代表者は、1年間の研究成果を伝えたいという熱意が充分に伝わる発表を行いました。いずれも甲乙付けがたい内容でしたが、最優秀賞に「物理ゼミ」が、優秀賞に「数学ゼミ」が選出され、表彰されました。
平成28年4月8日(金)、着任式で9名の新しい教職員の方々を迎えた後、平成28年度の幕開けとなる、1学期始業式を実施しました。 新2、3年次生たちは、気持ちをあらたに新学期を迎えました。
橋本校長は式辞の中で、「4月は出会いの季節です。新しい仲間、友達との出会いの一つ一つを大切にしてください。友達、仲間は生涯の宝です。」と述べました。
また、松下電器産業、今のパナソニックの創始者である松下幸之助さんの名言を二つ紹介され、「皆さんは素晴らしい個性と能力、そして無限の可能性を持っています。自分の力を信じて最善を尽くせば、きっと一人一人の夢や希望は叶えられるはずです。」と述べました。
最後に、「素晴らしい仲間とともに、一人一人の目標に向かって充実した一年を過ごせることを願っています。」と締めくくりました。
平成28年4月8日(水)、第8回入学式を挙行しました。城南菱創高校の制服に身をつつんだ新入生が次々と登校しました。
城南菱創高校10期生となる普通科160名、教養科学科84名、計244名が橋本校長より入学許可を受けました。
橋本校長は、式辞の中で、「生命の尊さや時間の重みを噛みしめ、一日一日を大切に生きることを心に刻んでほしい。また、普通の暮らしを不自由なく送れることを有り難く思い、それぞれの立場で与えられた時間を大切にして精一杯努力して生きなければならない。そのことが私たちの輝かしい未来につながる。」と述べました。
さらに、『学ぶ姿勢』、『チャレンジ』、そして『出会い』の3つを大切にしてほしい言葉を贈り、「これらを踏まえ、自分たちが城南菱創高校の歴史をつくっていくのだという気概を持って学校生活に臨んでほしい。」と述べました。