第8回創華祭(文化の部)を9月7日~9日の3日間にわたって行いました。総学エクササイズでの盛大な幕開け後、全クラスが演劇を次々に披露しました。とりわけ3年生の演劇は完成度が高く、熱演に大きな拍手が送られました。
また、美術・書道・科学・ボランティア・家庭・茶道などの文化系の部や芸術科目選択者も、日頃の活動の成果を披露しました。さらにPTAによる、おにぎり・唐揚げ・コロッケ・フランクフルト・ごま団子・ジュース・アイスクリームの販売もあり、とても好評でした。
「3Dプリンターで作る立体造形」
「プロダクトデザインの世界で急速に発展・普及しつつあるFDMタイプの3Dプリンターを
実演しながら、ものづくりの世界、必要な技能、立体物のデザインの現状と未来を展望
する。」
講師:京都嵯峨芸術大学 芸術学部デザイン学科 楠林 拓 准教授
アシスタント:京都嵯峨芸術大学 1回生 谷 育弥(平成27年度本校卒業生)
アシスタントのスマートフォンの寸法を測り、3D CAD(キャド)のソフトを使って、すぐにスマートフォンスタンドを設計し、3Dプリンターで約30分程度かかって立体的に出力してもらいました。どのように試作品が設計され、樹脂の糸が折り重なって立体化されていくのを目の前で実演していただき、生徒たちは驚きながら見ていました。また、近い将来、各家庭に3Dプリンターが導入されることが予想されており、気軽に作れる時代が来るという話を聞いて期待を膨らませていました。完成した様々な製品を見て、デザインが生活に密接に関係していることを改めて学びました。
8月26日・27日、「嵯峨野高校・HLABコラボレーションプログラム」が実施されました。この取り組みは、米国ハーバード大学等の海外トップ大学の学生や日本で学ぶ日英バイリンガルの学生が、グローバールリーダーの資質を育むために日本の高校生と交流し、自分のキャリアや将来について考えるきっかけを高校生に提供するというものです。
本校はグローバルネットワーク京都(社会参画意識を醸成するとともに、国際社会に貢献できるリーダーを育成するため、課題分析力・思考力・判断力・表現力を培うことが目的)指定校であり、2年生3名が参加しました。
初日は、宇多野ユースホステルで、夕食をHLABのメンバーとともにした後、小グループに分かれて夜の7時から9時半まで英語でディスカッションを行いました。
2日目は、天龍寺で坐禅体験を行った後、世界遺産に登録されている槽源池庭園を見学しました。
その後、グループで嵐山のフィールドワークに出かけ、午後からは時雨殿にて「京都の持続可能な発展」をテーマとした提言をポスターセッション形式で行いました。
生徒たちは、他校の高校生や海外の大学生との交流を通して、貴重な体験ができたようです。
8月25日(木)、2学期の始業式を実施しました。残暑が厳しい中、生徒たちは元気に登校してきました。
橋本校長は式辞の中で、「夏季休業中に多くの部で公式戦があり、日頃の練習の成果を存分に発揮し活躍してくれた。また、学習においても、夏季特別講習や自習室などの学習に熱心に取り組んでいた。」と述べられました。
次に、「リオ・オリンピックでの世界中の選手たちが活躍する姿から、平和への願い、未来への希望と困難に立ち向かっていく勇気を与えてもらっている。」と述べられました。
また、「9月に開催する文化祭に向けて、オリンピック同様、クラス・部・仲間との心の繋がり、団結力が一人一人の頑張りを一層強くし、集団として大きな力となり、観客に感動を与える。最後まで自分たちの力を信じて取り組んでいください。」とエールを送られました。
部活動等の表彰を行いました。
夏休み期間中に、顕著な活躍をした部や生徒に対して、表彰や成績の紹介が行われました。また、吹奏楽部や野球部の活動についても紹介されました。
体操部
京都府民総合体育大会 体操競技選手権大会
【男子】
1年生の部 個人総合 第6位 玉井 優
【女子】
2年生の部 個人総合 第2位 中井 美沙
2年生の部 個人総合 第3位 井関 茉耶
2年生の部 個人総合 第4位 成松 実咲
2年生の部 段違い平行棒の部 第6位 長谷部 由美
1年生の部 個人総合 第1位 辻 日向子
1年生の部 段違い平行棒の部 第4位 島野 希美
ハンドボール部
第4回京都府高等学校夏季ハンドボール選手権大会 男子の部 優勝
[紹介]
吹奏楽部 第53回 京都府吹奏楽コンクール 銀賞