GSP 高大連携授業「化学基礎」
教養科学科では、1年次から目的・進路意識を高め、探究心や創造力を培うため、大学や研究機関との連携授業をとおしてさまざまな取り組みを行います。
年次が進むに連れて専門性を高める学習機会を充実させることを目的に、それらをすべて、グローカル・スタディズ・プログラム(GSP)として系統的に位置づけています。
自然科学や科学技術に対する興味・関心を高め、科学的・数学的な思考力や物事を論理的に考察・分析する能力を錬磨し、より専門性を高める機会と捉えています。
教養科学科2年次生の取り組みとして、10月25日(火)、大阪府立大学の八木繁幸准教授を講師にお迎えして、「電子の挙動による発光現象」という授業を実施しました。
内容は、炎色反応の実験とルミノール反応の実験、さらにルミノール反応の実験を元に警察の鑑識官になったつもりで、血液のしみこんだハンカチを探し出すというものでした。最後にホタルの発光現象の実験も行いました。
教養科学科の人文・社会科学系統では、GSP(グローカル・スタディーズ・プログラム)の一環として、2年次に「文学探究」を開講しています。「文学探究」は、宇治という地域に目を向け、そこから広く文学や世界に視野を広げることをねらいとしています。オリジナルテキストを活用して文学における「宇治」を学び、フィールドワークを通して宇治のすばらしさを知り、「特別講義」で本物を学ぶ取組を行っています。
源氏物語ミュージアムの見学
10月25日(火)、源氏物語ミュージアムの学芸員の方から「古典文学と宇治」について講義を受けた後、施設見学を行いました。そして、宇治の歌枕や古典文学に登場する宇治の歴史を、現代に生きる高校生の視点から眺め、映像と文章(散文・韻文)にまとめるために、宇治橋周辺でフィールドワークを行いました。
この夏休みに制作した大作が、文化パルク城陽アートギャラリー2016に美術部員5名の作品が入賞し、うち4名がハイスクール賞を受賞しました。2年生の馬場礼奈さんは2年連続受賞です。審査員が講評するギャラリートークには美術部員全員参加し、今後の制作のアドバイスをいただきました。最後に審査員の先生方と一緒に写真を撮りました。また、書道部は2名入選し、1名ハイスクール賞を受賞しました。
◇ハイスクール賞受賞5名
美術部 2年 馬場 礼奈 絵画「君が見た世界」、藤本琢弥 油絵「自動販売機」
美術部 1年 中上 奈美 油絵「前夜」、照田 圭祐 油絵「放出」
書道部 3年 栗本 萌加 臨書半切
◇入選2名
美術部 1年 福井 沙知 油絵「牛骨と百合」
書道部 1年 藤林 絢 臨書半切