「3Dプリンターで作る立体造形」

 
「プロダクトデザインの世界で急速に発展・普及しつつあるFDMタイプの3Dプリンターを
実演しながら、ものづくりの世界、必要な技能、立体物のデザインの現状と未来を展望
する。」
講師:京都嵯峨芸術大学 芸術学部デザイン学科  楠林 拓 准教授
アシスタント:京都嵯峨芸術大学 1回生 谷 育弥(平成27年度本校卒業生)

アシスタントのスマートフォンの寸法を測り、3D CAD(キャド)のソフトを使って、すぐにスマートフォンスタンドを設計し、3Dプリンターで約30分程度かかって立体的に出力してもらいました。どのように試作品が設計され、樹脂の糸が折り重なって立体化されていくのを目の前で実演していただき、生徒たちは驚きながら見ていました。また、近い将来、各家庭に3Dプリンターが導入されることが予想されており、気軽に作れる時代が来るという話を聞いて期待を膨らませていました。完成した様々な製品を見て、デザインが生活に密接に関係していることを改めて学びました。