2年農芸化学科タケノコの水煮製造 ~旬の味をお届け~

 2年生の製造実習では、今が旬のタケノコを水煮に加工しました。この実習は30年以上続く農芸化学科恒例の実習で、今年も福知山市報恩寺産の新鮮なタケノコを使い、生徒たちが製造実習に取り組みました。

 まず、タケノコの先端を落として切り込みを入れ、皮をはぎます。生徒達は、先端を折らないように丁寧に進めつつも、次第に小さくなっていくタケノコにがっかりした様子。

 米ぬかと一緒に蒸気式二重釜に入れてゆで上げます。茹で上がったタケノコに残っている姫皮を弓の形をした道具を使って丁寧に取り除き、面取りや最終調製をします。

 計量して真空パックに詰め、煮沸殺菌を行い製品化していきます。この時期にしか食べることのできないタケノコを水煮に加工し、真空パックにすることで長期間保存でき、いつでも旬の味を楽しむことができます。完成した水煮は、5月15日(木)から始まる即売会にて販売します。

タイトルとURLをコピーしました