2年生人権講演会を行いました。

 11月8日(水)の6限に、綾部市保健福祉部から中田達也さんを講師としてお招きし、「障害がある方の理解を深めるための学習」をテーマに講演会を実施しました。講演会では、身体的な障害よりも社会的な障害が大きいこと、平等と公平の意識の違いなどを分かりやすくお話しいただきました。

 中田さんは足が不自由で車いすで生活されていますが、工夫次第で仕事や家事はもちろん、ハンドボールやマラソン、スカイダイビングなど様々なことに挑戦されています。実際に競技用の車いすに乗って走っていただきましたが、そのテクニックと予想以上のスピードに生徒たちも驚いていました。

 生徒たちは講演を通して、みんが暮らしやすい環境の在り方や本当の意味での自立など、様々なことを考えるきっかけとなったようです。一人ひとりが関わりあいを大切にして、誰もが暮らしやすいまちにしていきましょう。

 今回の講演での生徒たちの感想です。

「障害を持っている人がどう思っているのか、何に困っているのかを知るきっかけになり、その人がどうしたいのかをよく聞いて手助けをしたいと思った。」

「障害のある人でもない人でも、いろんなことに挑戦することができると改めて感じた。」

「障害は個性と言われることが多いけれど、それなら障害のない人は個性がないことになるので、違うという考えに共感しました。」

「自分自身と向き合い、前に進む中田さんの姿がとても印象的でした。自分もやりたいことややりがいを見つけていきたいです。」

「障がいのあるなし関係なく、困っている人がいたら迷わずに声をかけてきたい。」

「助けてもらうのが当たり前ではなく、自分で考えて助けが必要だと思ったときに、それを求めることが大切だと聞いて、自立について考えるきっかけとなりました。」

「箱を平等に分けるか、みんなが同じ目線で見るのかというイラストで平等について考えることができたし、みんなが気持ちよく過ごせるほうが良いと思った。」

 

 

 

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