1年農芸化学科 校外研修を行いました!

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 7月12日(水)に農芸化学科1年生が校外研修を行いました。校外研修では、施設見学などを行い、各学科での学習に興味を持ち、将来の職業選択の参考にすることを目的としています。今回は、株式会社本田味噌綾部工場と舞鶴かまぼこ協同組合へ行きました。

 農芸化学科では、2年生になると味噌の製造を行うことから、毎年株式会社本田味噌綾部工場の見学をさせていただいています。はじめに工場長の大槻様より、会社の理念や味噌の種類、発酵と腐敗の違いなどについて説明をいただきました。その中で、再度選別にかけて合格・不合格に分けられた米と大豆を見比べ、品質の違いや白みその着色などの影響があることを学びました。製造ラインの見学では、由良川キャンパスを卒業して社員として活躍されている先輩に案内していただき、原料の処理や混合、製品の点検・梱包の様子を見ました。学校での味噌造りの思い出も話していただき、来年行う麹・味噌造りのイメージが掴めた様子でした。

 舞鶴かまぼこ協同組合では、ちくわと平天作りを体験しました。ちくわ作りでは、空気を抜いてシート状に成形したすり身を竹棒に巻き取る工程に苦戦していましたが、平天作りでは包丁の使い方も慣れてきて、丸やハート、チューリップなど好きな型で成形しました。どちらもアツアツの出来立てをいただき、その美味しさに感動している様子でした。

 研修を終えた生徒たちは、「施設がとてもキレイで大きな機械がたくさんあった。来年は自分たちが綾高みそを作るので頑張りたい。」、「原料の選別だけでなく、製品も一つ一つ点検されていて、品質にすごく気を付けていることが分かった。」、「ちくわを作るのにとびうおやあじ、かれいなど何種類もの魚が使われていることがわかった」、「焼き立てのちくわがおいしかった」、「一つ一つの工程に意味があり、簡単そうに見えてすごく難しかった。」など感想を述べていました。短い時間ではありましたが、有意義な時間を過ごせたのではないでしょうか。今回の校外研修で学習した内容を今後の各学科での授業や実習に活かしてください!

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