京都すばる高校では、本校での3年間は様々な学習の形や学習の機会を用意し、生徒のみなさんが互いに成長できるプログラムを準備しています。
他では決して経験できないすばらしい高校生活となるでしょう。
『売上高の中間結果発表を受けてページを改善し、リニューアルOPENしました』
~これからクリスマス商戦突入!もっとターゲットを絞って商品を伝えよう
3年生会計科では『楽天IT学校2015』の6回目の授業で11月6日から販売中の商品の売れ行きを確認するべく、中間発表を行いました。残念ながら、3チームとも販売数は「ゼロ」という悲しい結果でしたが、アクセス数の発表で大差が!!一方、一生懸命作った動画の再生回数が予想より少ない結果に・・・結果をふまえ、講師の楽天(株)と(株)キャビタル様からたくさんのアドバイスをいただき、もっと対象とするお客様に向けて伝わるページの作成に取りかかりました。情報量を増やしたり、重要なことは繰り返したり、動画まで見ていただける工夫を加え、12月4日(金)からリニューアルOPENしました。
是非、パワーアップしたページをご覧ください。
~まいどおおきに! 届けます 素敵な笑顔でええもんを~
平成27年11月14日(土)、15日(日)の2日間、本校にて29回目となる販売学習京都すばるデパートを実施しました。あいにくのお天気の中8,500名を超えるお客様にお越しいただきました。今年度は、『まいどおおきに! 届けます 素敵な笑顔でええもんを』というテーマで、日々の学習の成果を生かし、ご来店いただいたお客様を生徒一人一人が最高の笑顔でお迎えしようと、工夫を凝らしおもてなしの心を持って店舗運営に心掛けました。
ご来店いただきましたお客様をはじめ、ご協力いただきました協力企業様、誠にありがとうございました。一人でも多くのお客様に「来年も来たい!」と思っていただければ幸いです。
10月28日ビジネス探求科2年生は京都国立博物館にある茶室「堪庵」で裏千家教授小幡宗友先生の指導の下でお茶会を開くことができました。今まで練習してきたことでも本格的な茶室で行うとなるとかなり緊張した面持ちでした。末富さんで作っていただいたお菓子「初霜」は先生が用意されたお軸の絵が菊だったことから「まるで、掛け軸から出てきたみたい」と生徒が言ったぐらいマッチしたものでした。お茶でもてなす先生も京都の老舗和菓子屋さんもよく考えてくださっていることがわかりました。
博物館の学芸員さんの講義を受けた後、「琳派誕生400年記念 琳派 京(みやこ)を彩る」の特別展を見ることもできました。この日は俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一風神雷神図が3つそろって展示されていて非常に良いタイミングでした。
この茶道の取組はビジネス探求科生徒達の世界観を広げる貴重な体験となっています。
10月27日ビジネス探求科は1年生から3年生まで全員が和装で「古典の日」にちなんだ行事に参加しました。
龍谷大学堀田悟史先生から「古語・古典と現在-私たちの中に潜むもの-」の講義を受けました。普段の生活で当たり前に使っている体の部分の名称や九九の数え方にも古語が入っていることを教えていただきました。現代は過去と未来のずれであることを認知するのに古典文学を用いると鋭くなることなどを解りやすい例で示してもらいました。
3年生はお迎え花を未生流笹岡小幡典甫先生の指導で完成させ、ルビノ京都堀川の玄関に飾らせていただきました。
裏千家茶道資料館まで着物で移動し、立礼でのお点前を体験させていただき、茶道に関する資料を調査することができました。ビジネス探求科は2年生の時に茶道をはじめ日本文化について学習するので2年生と3年生には興味深い展示を拝見することになりました。京都府庁旧館での集合写真撮影も行いました。
京都の古い街並みを着物を着てフィールドワークしたので、いたるところで写真撮影に応じたり、外国人の人と交流することができました。
~網野高校企画経営科と連携~
10月21日ビジネス探求科2年生は京丹後市の網野高校へフィールドワークに出かけました。「琴引浜まんまくらぶ」さんが京都府のおこなっている「農村からの企画活動」にビジネス探求科を招いてくださいました。今年で3年目になります。これは11月14日15日に行われる京都すばるデパートで網野高校企画経営科と協力して作る「丹後日帰り旅行」の下見を兼ねています。網野高校生の案内で網野町内を歩き「銚子山古墳」を紹介してもらいました。高台にあるここからは網野町と日本海が一望できて、すばる生はその美しさに言葉を失っていました。昼食はまんまクラブのメンバーの方に海洋・農芸・久美浜・須知の各専門学科のある高校で作られた材料でバラ寿司をはじめ、京丹後で食べられている伝統食を「長寿食」と名付けて調理していただいたものです。白和えは峰山高校弥栄分校家政科の生徒によってフルーツの入ったデザート風に変身してみんな残さず食べていました。ファストフードやコンビニ食に影響されている生徒には「食」のことを考える良い機会になりました。琴引浜のある掛津地区に移動し、地区の中心になっている海蔵寺にて、網高生とともに座禅を体験し、宮本肇童東堂(住職を引退した位)さんから講和をしていただきました。当日は京丹後の戦没者供養のため住職が途中からそちらに行かれたのですが、東堂さんから戦争で亡くなった方が100件弱の檀家さんのうち25件もおられることやその方々は戦争がなければ丹後のために活躍されているであろうし、子供や家族ができていたら今の過疎化高齢化の進む現状とは違う丹後になっていたであろうことを教えていただきました。戦争を知らない生徒たちには、とても考えさせられるお話でした。鳴き砂文化館でレクチャーを受けた後、網野高校生とともに琴引浜にでて琴引浜シンクロ・琴引浜白砂青松保全委員会の協力を得て、浜掃除をしました。鳴き砂があるきれいな浜の維持や環境を守ることはたいへんなことだとわかりました。このころには全員が仲良くなり、笑い声の絶えないたのしい作業をすることができました。
人とつながることのできた今回のフィールドワークはデパートの旅行企画だけでなく、多くのことを学ぶ機会となりました。
~企画科3年生が「税に関する学習」をしました~
企画科3年生が「ビジネス実務」の授業で、2日間にわたり「税に関する学習」を行いました。
11月6日(金)は、税理士の神佐真由美先生による、税金の役割・意義についての授業でした。収入に差がある人たちから公平に税を徴収するしくみを考えるグループワークを行いました。最初はユニークなアイディアも出ましたが、たくさんの問題点がみつかり、税の徴収がいかに難しいかが実感できました。9日(月)は、税理士の金山昌泰先生による、社会人に必要な税金の知識や手続きの授業でした。年末調整の役割・意義について、実際に確定申告書の作成練習を行いながら学びました。給与明細書の見方が理解できたり、申請手続きを知らないと損することもあるなど、将来に役立つ、とても有意義な学習でした。