学校からのお知らせ

 洛西高校図書館は、8月20日より通常通り開館しています。

 現在カウンターでは夏休み特別貸出で大量に借りられた本の返却作業に追われています。返却された本は、1冊1冊アルコールで表紙を拭き、一晩カウンター内に保管してから書架に戻しています。

 利用者が毎年に比べ若干少ないのが気になるところです。マスクの着用・手指の清潔(手洗い用薬用せっけん・アルコール消毒剤など館内入り口付近に常備しています)・社会的距離など、感染防止に留意しつつ、大いに図書館を利用してほしいと思っています。

 8月の館内装飾のモチーフは「夏」です。花火やヨットで館内を飾りました。

夏ガーランド202008.jpg夏ガーランド202008-2.jpgイルカ窓飾り202008.jpgヨット窓202008.jpg花火窓202008.jpg

















★2020年8月のコーナー展示から・・・★ 


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◆暑い!◆

2学期早々から尋常でない暑さが続いています。暑さ対策になるかもしれない本と、この暑さの原因かもしれない地球温暖化の関連書から2冊ずつピックアップしたミニコーナーです。この中から1冊下記に紹介します。なお、書影・書誌事項・紹介文等はopenBDで提供されているものを利用しています。




40℃超えの日本列島でヒトは生きていけるのかDOJIN選書 40℃超えの日本列島でヒトは生きていけるのか 体温の科学から学ぶ猛暑のサバイバル術』  化学同人 2019/07/13 定価 1,600円+税 ISBN 9784759816822

「夏が暑いのは当たり前.しかし,体温以上の「命に関わる危険な暑さ」が続くと,人体は対応していけるのだろうか.本書では,身近であるにもかかわらず,十分に理解できているとは言い難い「人間の体温調節」のしくみに焦点を当てる.体温はどのように決まっているのか,カラダを冷やすしくみ,温度の感じ方,ヒト以外の動物の暑さ対策,熱中症はなぜ発症するのか,運動と体温の関係など,さまざまな側面からその精緻なメカニズムを解き明かす.暑い夏を乗り切る知恵が得られる1冊.」



◆9月8日は国際識字デー◆

国際識字デー 202008.jpg毎年9月8日は国際識字デー(International Literacy Day)です。UNESCOによって1965年に宣言されました。これにちなんで「識字」「リテラシー」などに関連付けられる本を集めました。この中から2冊、夜間中学に関する本を下記に紹介します。






やる気とか元気がでる えんぴつポスター『やる気とか元気がでる えんぴつポスター』  金益見著 文藝春秋 2013/04/10
「大阪東生野夜間中学に通う、高齢で読み書きのできない生徒たちが綴る心の手書き短文集。巻末にリリー・フランキー氏との対談を掲載。 ; 大阪市立東生野中学校、この学校では夜間学級が開設されている。主な生徒は戦争や貧困・病気・家庭の事情により、やむを得ず義務教育を修了することができなかった、60代以上の在日コリアン一世、二世である。日本語が話せても文字の読めないおばあさんたちが夜間中学の修業課程のなかで何を学び、成長していくのか。それをわかりやすく表現しているのが『えんぴつポスター』だ。「生きる歓び」、「文字が読み書きできることの幸せ」、「学ぶことの楽しさ」などを綴った100篇を越えるポスターを眺めているだけで、「やる気」や「元気」、そして「頑張ろう」という気持ちが自然と湧いてきます。」

『夜間中学へようこそ』沢音千尋漫画  山本悦子原作 双葉社 2020/03/12
「今の夜間学校の生徒たちがリアルに描かれ、心をあたためてくれるコミックです。 ; 「おばあちゃんがわたしと同じ中学一年生!?」ひょんなことから、76歳の祖母のつきそいで、夜間中学へ通うことになった優菜。そこで出会った仲間たちとのかえがえのない日々がーーー。」

 
 
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