学校概要

教科書は「地元地域」、目指すのは地域の「再発見」そして「再創造」
キーワードは、つながり=LinksLocal・Information・Network・Knowledge・Sustainable)


平成30年度1年生から、新たな探究型学習「洛再Links」に取り組んでいます!「自分たちの生きる地域、社会を再発見し、再創造、再構築を目指す」ことを最終目的とし、地域の魅力や課題を調べたり、フィールドワークや地域の行事等に参加することで、洛西地域と「つながる」活動に取り組んでいきます。


いろいろな活動に参加するごとに「洛再Links REPORT」を作成し、その活動の中で「誰と、何と、どんなこととつながったのか」「考えたこと、気づいたこと、自分の変化やできるようになったこと」を記録します。


この学習を通して、知識を身につけるのはもちろんのこと、新しい大学入試に対応できるような思考力、判断力、表現力を習得するとともに、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を養います!

 

5月8日(月)~12日(金) 田んぼの害虫であるジャンボタニシを捕獲し、その活用として肥料化を目指すジャンタニバスターズを行いました。

 2年目を迎えたジャンタニバスターズ。天気に恵まれ月曜から4日連続で捕獲に取り組めました。 今年は網での捕獲だけでなく、罠を自作し野菜くず、米ぬかなど餌を変えながら観察も進めました。 結果、一番人気はタケノコ。ジャンボタニシがまとめて寄ってきていました。

 12日(金)には、古い竹などを燃やしジャンボタニシの燃焼実験を行いました。

 

4月22日(土) 本年度最初の活動として新林池公園清掃ボランティアに取り組みました。

 新入生1名を含む総勢8名の生徒が公園ボランティアのみなさんと一緒に落葉集めに汗を流しました。 途中で、GWにラクセーヌで開催される「なんじゃもんじゃの夕べ」の準備で竹の切り出しをしているボランティアの方のお手伝いも男子生徒2名が買って出てくれました。

  帰校後、Links広場で同好会メンバー中心にジャンタニバスターズの準備やミニ藍畑の開墾作業に取り組みました。土を耕すと一口に言いますが、なかなかの重労働で人類の偉大さを感じさせられたひとときでした。

 

3月26日(日) 「GLOBAL ENTERPRISE CHALLENGE 2023 国内予選大会」に参加しました。 

 2週間前の練習会と、その振り返り会を経て、国内予選大会に2年生の2チームが参加しました。 

 12時間にわたって、課題(Challenge)に挑戦し、アイデアを形にしていく活動を通じてアントレプレナーシップ(起業家的行動能力)や、リーダーシップ、サポーターシップなど様々な力を培うことを期待して開催されるスーパーハードなチャレンジです。 

 練習会(3月12日(日))の振り返り会では、担任の先生方から事業計画案作成の具体的な考え方やチームメンバーと議論することの重要性、また、ALTのサラ先生からは練習会で提出したプレゼン用事業計画書(英文)への講評と英語論文構成の有効なアドバイスをいただき、本番に備えてきました。  

 朝8時、英文で提示されたのは難題ながらもこれからの社会で私たちが解決すべき課題であり、参加チームは革新的な解決策をゼロから創造し、この分野に興味のある投資家に自分たちの事業案(開発製品)をプレゼンするという想定で本競技に取り組みました。チームで知恵を出し合い、考えて、考えて、考え続けて議論しながら、課題解決に向けた事業計画書と3分間のプレゼン動画(ともに100%英語による)の提出を完遂しました。 

 洛西のチャレンジャーズは、12時間、頭をフル回転させて最後まで諦めずにがんばりました。 

 たくさんの応援をいただき有難うございました!  

 国内入賞チーム発表:4月12日(水)【オンラインにて】 

 入賞したら527()に開催される世界大会に出場します!

 
3月25日(土)・26日(日) ラクセーヌ周辺で開催された『らくさい さくら祭』に参加しました。
 この催しは、洛西地域の桜の魅力を広く発信しながら子どもから大人までが楽しめるイベントで、毎年開催されていて、今年で28回を数えるそうです。
 25日は、ステージ部門で本校書道部が大勢の観客を前に書道パフォーマンスを堂々と繰り広げました。また、ブース部門では洛再Links同好会&有志生徒15名が魚釣り、輪投げ、段ボールのお絵描き・工作のコーナーに分かれて、訪れた地元のちびっ子たちを楽しませました。「どこの学校ですか?」「Linksって何ですか?」など質問攻めになった場面もあり、洛西高校をアピールすることも出来ました。
 翌日の26日はあいにくの雨模様の一日でしたが、運営スタッフとして、7名の生徒がボランティアで参加しました。
 

 先頃、ここ大原野で活動されている京藍染めの作家さんと知り合う機会があり、「洛西高校」✕「京藍染め」なんてできたら面白いですね、と話をしていたところ、今が蒔きどき!とのことでなんと貴重な藍の種を持ってきてくださいました。聞けば、藍染めの歴史は古くインダス文明やメソポタミア文明まで遡れるそうです。そして伝統の京藍染めにもたいへん興味深い歴史があることも教えてくださいました。

 というわけで、Links広場でミニミニ藍畑をつくります。うまくいけば来年の今ごろは目の覚めるような「藍色」を目にすることができるかもしれません。この日はLinks同好会メンバーが種まき作業を行いました。ある程度の大きさになったらLinks広場に地植えします。緑の葉っぱがどうやって鮮やかな藍色を生み出すのか、一緒に探究してみませんか?今後のLinksニュースに注目です。

 

3月14日(火) 「ジャンタニバスターズ2023」の打ち合わせを行いました。

 大原野地域だけでなく、日本全国の田んぼで田植え後の若苗を食い荒らすジャンボタニシを「なんとかできないか?」と地元農家、西京区役所、農業振興センター、そして洛西高校が立ち上がり、取組を始めた「ジャンタニバスターズ」プロジェクト。初年度は「手作り網による捕獲」、「竹との燃焼による肥料化および効果の実証実験」まで取り組めました。

 2年目となる今年の取組について、生徒7名(Links同好会メンバー6名とジャンタニ探究リーダー1名)と、大人4名(洛西支所まちづくり推進室、農業振興センター)で具体的な日程、今年度の目標などについてディスカッションしました。意見交流を通し、捕獲については「トラップ(罠)の作成」及び「餌の種類を変えての実験」、肥料化については「昨年より分析精度を上げた作成・実証実験」に取り組むことを確認しました。

 プロジェクトの取組はトラップ作りからスタートします。昨年もたくさんの生徒が参加してテレビにも取り上げられた「ジャンタニバスターズ」。今年も楽しみながら探究していきたいと思います。

 

3月12日(日)   「GLOBAL ENTERPRISE CHALLENGE 2023」は、12時間にわたって知力、体力、チームワークが問われるとてもハードなチャレンジです。

 この日は、3月26日(土)の本番と同様の条件で行う練習会に2年生の2チームが取り組みました。朝8時に英文で提示された課題に対してチームで知恵を出し合い、課題解決に向けた事業計画書と3分間のプレゼン動画(ともに100%英語による)の提出を完遂しました。

 反省点、改善点を整理し3月26日(土)の国内予選本番に向けて準備を進め、5月27日(土)に行われる世界大会進出を目指します。

 

3月10日(金) 洛再Links初のワークショップ型活動として「脱炭素まちづくりカレッジ」を行い、40名の生徒が参加しました。

 ファシリテーターの資格を持つ先生の案内のもと、カードを使ったゲーム形式で進めました。参加者たちは農家、自動車工場、ホテル、行政など20種類ほどの役割に分かれ、それぞれの立場から社会全体の脱炭素化に取り組みました。始めはどう動いていいか戸惑いを見せていた生徒たちも、ゲームが進むにつれ次第に本質を理解し、自らの判断でどんどん動けるようになっていきました。終わってみれば非常に濃密な学びのある2時間となりました。  

 洛再Linksの新たなチャンネルであるワークショップ型活動は今後も続きます。

 

1月21日(土) 2023年最初のLinks活動として、大蛇ヶ池公園の清掃活動に取り組みました。

  1・2年生12名が参加し、公園愛護協力会のボランティアの方々と一緒に藤棚周辺の落ち葉清掃を行いました。 今回は単に清掃だけではなく、「公園の有効活用について考える」というテーマを持って取り組み、最後に地域の大人達と簡単な意見交換も行いました。主な意見としては、

・魚釣りを禁止しているが、逆に釣り人を招待し、公園の美化・活性化につなげる。

・野鳥がたくさんいるので、バードウォッチングの名所であることをアピールする。

・ボートを浮かべる(アヒルちゃん型など)。

・キャンプやアウトドアのイベントを行う。

・ライブコンサートを行う。

・藤棚を整備してきれいに花を咲かせ映えスポットに。

今後はこういったアイデアを形にする活動もできるのではと考えています。

 

10月29日(土) 

 学校近くの新林池公園のベンチをきれいに塗り直す、『地域の魅力向上ペンキプロジェクト』を行いました。大蛇ヶ池公園のフェンス、小学生の通学路に続く第3弾のペンキ活動でした。サッカー部、Links同好会の総勢31名のペインターズが大活躍しました。



11月5日(土) 

 松尾園芸さんの指導を受けながら、PTAのみなさんと一緒に『花いっぱいプロジェクト秋の部』を行いました。プランターに花を植える前にカブトムシランドの300匹以上の幼虫を一時立ち退きをさせ、ふかふかの腐葉土を植え付け用の土に混ぜました。冬から春に向けて校内にヴィオラ等のきれいな花を咲かせます。テニス部、Links同好会、一般参加生徒の総勢32名のガードナーズが大活躍しました。

 

10月15日(土)に二つの活動に取り組みました。

 一つ目は、地域の小学生が通う通学路の安心安全の向上に向けたペンキプロジェクトの第2回目を行いました。同好会メンバーに加えハンドボール部29名の生徒たちがみなぎるパワーを遺憾なく発揮し、前回の約2倍の広さの壁面を前回の約半分の時間で塗り上げました!!

 今回も地元自治会、洛西支所、そして高校生という「民・官・学」の三者協働の取組でした。SDGs11「住み続けられるまちづくり」を実現する一つの答えであるといえます。


 二つ目は、大蛇ヶ池公園清掃に取り組みました。テニス部16名と3年生女子2名が公園愛護協力会のボランティアスタッフと一緒に枯れ枝等の回収を行いました。3年生の生徒は面接試験や小論文にLinks活動の体験を生かしたいと考えています。二つの作業のあと、土曜活用の進路行事に参加していた同好会メンバーが合流し、ペンキ作業に使ったローラー等の後片付けを行いました。今後もペンキ塗り、花植活動などが続きます。

 

10月3日(月) Links広場にて芋掘りを行いました。

 10名の生徒が参加し、芋と格闘しました。収穫したサツマイモは、昨年の地域一斉清掃で洛西高校生が回収した落葉からできた堆肥や腐葉土で育てたものです。これから熟成させて年末の焼き芋大会で食べる予定です。 "地域貢献活動を楽しむ"というスタイルはこれからの社会を生きるヒントになるのでは、そんなことを感じた秋の一日でした。

 

7月30日(土) 地域イベント「え!?今頃ひまわり大原野」へ向けてひまわりの苗植え作業を行いました。

 7月14日(木)にLinks広場で育苗トレーにまいた3000粒のひまわりの種が発芽してから 約2週間、生徒会本部役員が交代で朝夕の水やりを担当し、ついに7月30日(土)に待望の苗植え作業を行いました

 今年も学校から自転車で約10分の大原野ひまわり畑にて、3年生の有志4名を始め、女子バスケットボール部、ハンドボール部、生徒会メンバーの総勢12名が協力して作業に取り組みました。まずは一列に並んで苗植え実戦練習をした後、地域の農家さんと生徒がペアになり生徒会メンバーがデザインした畑いっぱいの大きな「C」型の図案の上に(なんでC?かは乞うご期待。)一本一本丁寧に苗を植えていきました。

 また、害獣除けの網張りや仕上げの水まき等もご協力いただきながら、2時間強でなんと昨年の2.5倍(!)の5000苗を植え終わりました。農家さん直々に苗植えを教わり、生徒達は「過酷な農作業を毎日されている農家さんはすごい!」と感想を述べ、地域交流のたいへん良い機会となりました。

 開花予定は9月上旬です。この連日の灼熱炎天下、もうすでに苗たちが水枯れ危機にさらされ早くも第一ピンチ到来ではありますが、農家さんや地域の方々のご協力を得ながら雑草駆除作業等々頑張っていくので応援のほどよろしくお願いいたします。


 

7月22日(金) 今年もLinks広場生まれのカブトムシを近隣の幼稚園、保育園に持って行きました。

 新林保育園、さふらん保育園、さかいだに幼稚園が受け入れ可能とのことで訪問しましたが、新型コロナウィルス感染拡大のため園児に直接渡せないところもありました。それでも直接手渡せた園では子ども達が大喜びしてくれました。今年は生徒達が自分で持って行く園を決め、アポ取りの電話も生徒自身がかけました。そのこともあり生徒達の喜びもひとしおでした。

 

7月23日(土) 6月に雨天順延となっていた通学路ペンキプロジェクトの第一回目は、好天に恵まれ無事に終了しました。

 西京区役所洛西支所、西京土木事務所のみなさん、及び自治会長さんにも見守っていただき、高校生有志8名がペンキ塗りに奮闘しました。ペンキプロジェクトは初参加の生徒達でしたが、すぐにローラーの使い方にも慣れ休憩の声かけも聞こえないほどに熱心に取り組みました。地域の小学生が安心して通学できる環境作りに貢献できたと思います。

 第2回は9月23日(金)に予定しています。次は小学生と一緒にできたらなと考えています。

 

 今年も「えっ今ごろひまわり大原野」に洛西高校として参加します。その第一歩として3000粒のひまわりの種を育苗トレーにまきました。使った土はもちろん落葉から作った腐葉土です。一年生の女子生徒3名を始め、生徒会、テニス部、ハンドボール部、サッカー部が協力して作業に取り組みました。発芽するまでは1・2棟間中庭の藤棚の下で豪雨に備えて養生させ、発芽後はLinks広場で10日間ほど育てたあと大原野のひまわり畑に持って行きます。今年も畑にひまわりで描く図案は生徒会メンバーが考えました。

 開花予定は9月上旬、洛フェス文化の部ともども大成功と行きたいものです。それまでには雑草との戦いなど幾多の試練も待ち構えていますが、農家さんの協力を得ながら頑張っていきたいと思いますので応援よろしくお願いします。

 

BSよしもとの地方創生をテーマとした「ワシんとこ・ポスト」という番組で、本校の洛再Links活動を取りあげていただくことになりました。本校生徒と教員が出演しますので、ぜひご覧ください。



放送日時:5月31日(火) 19:00~21:00 BSよしもとにて生放送

 
ジャンタニバスターズロゴ

5月16日(月) 放課後、ジャンタニバスターズ企画のハイライト、燃焼肥料化実験を実施しました。

 手作りの捕獲網で捕まえた推定500匹のジャンボタニシを竹と一緒に燃やしました。西京区役所洛西支所、南部農業振興センターの方々に加え、日本農業新聞の記者さん、RCVのカメラマンさんも見守る中、炎に負けず全員が無煙炭化器「むえん君」に向けてジャンボタニシ投入作業を進めました。中間テスト明けに、ジャンボタニシ入り竹炭を使って植物の栽培実験を計画しています。肥料として効果が確認されたら、次は地域への還元をどのように進めていけるかを考えたいと思います。

Yahoo!ニュースの日本農業新聞にこの記事が載りましたのでご覧ください。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6bbfac23a0d57ab315aa151bd136adef1bfd3bb2

 

4月23日(土) 大蛇ヶ池公園ペンキプロジェクト第5回(最終回)を行いました。

 昨年7月から取組を進めてきた、大蛇ヶ池公園の転落防止柵のペンキ塗り直し作業がついに完了しました。最終回となった今回は、ハンドボール、サッカー、卓球、放送(取材での参加)といったクラブ員達の参加に加え、Links常連の2・3年生や1年生の参加もあり、ペンキ活動史上最多の総勢76名での作業となりました。大人も教員4名、行政(洛西支所、京都市役所)から4名、公園愛護協力会メンバー10数名が参加し生徒達と作業を進めました。

 学校、行政、地域住民が協働することで、それぞれにメリットが生じるという三方良しのモデルケースが成立しており、生徒達には今回の活動が社会的な位置づけの中でどんな意味を持つのかといったところまで考えさせたいと思います。

 ペンキプロジェクトとしての次回は6月、小学生の通学路の側壁リニューアルに取り組む予定です。もちろん小学生との協働作業となります。ご期待ください。 


 
 
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