平成30年12月17日(月)2年生理数発展クラス(7組8組)を対象に洛西サイエンスチャレンジ講座を行いました。
今回は京都教育大学数学科の深尾武史教授に来ていただき、「斜方投射を考察する」という演題で探求学習を行いました。斜方投射の軌道が放物線であることを利用して、実際に斜方投射した球の落下位置を調べ、座標を設定し、2次関数の式を求めていきます。原点にする場所をどこにするかで、関数の値が異なるので、生徒たちは試行錯誤しながら取り組んでいました。式を求めた後は斜方投射用の台を机の上に置き、落下点を予測して、ペットボトルの口に球が入るかどうかを試しました。うまく入ったグループからは歓声があがるなど、生徒たちは非常にいきいきした様子で学習をしていました。授業で学んだ二次関数が斜方投射という実際の自然現象と関わっていることを実感することで、知識の活用方法を学ぶことができ、数学の理解がより一層深まった良い機会となりました。