学校概要

洛西高等学校 校長 北村 正男

 

 新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、私たちの生活はコロナ禍前に戻りつつあります。能登半島地震や世界各地で起こっている紛争など、心を痛める状況はありますが、生徒たちが学び成長する活動は、より広く実施できるようになってきました。今年度はさらに充実した学校生活を過ごせるよう、洛西高校生の活動の範囲を広げます。学力を高めると同時に人間性を高める活動を提供し、洛西高校生が躍動する姿をもっともっとみなさんに知っていただこうと考えています。

 本校は、昭和55年に開校以来、保護者の皆様や地元地域の皆様に多くの御支援をいただきながら、一人一人の生徒を大切にし、個性と能力、可能性を最大限に伸ばす教育活動を展開しています。学習に、部活動に、学校行事に、地域社会と連携した活動「洛再Links」にと、生徒は豊富なエネルギーでさまざまなことに挑戦し、自らを高め、学校文化を築き、洛西高校での学校生活を、自らを大きく成長させる時間として過ごしています。

 令和6年3月に卒業した生徒たちは、希望進路の実現に向け、最後まで頑張ることの大切さをその背中で後輩に示してくれました。洛西高校生には従来から一生懸命頑張る校風がありますが、学習・部活動・学校行事に加え、「洛再Links」の活動にも参加し、さらに国公立大学への進学をはじめ、多数の生徒が希望進路を実現したその姿は、新3年生・新2年生に大きな影響を与えてくれました。

 生成AIが予想を超えるスピードで進化を遂げるなど、これからの社会を予測することは難しい状況にあります。令和6年も未来から見れば過去の1年に過ぎません。しかし、どのような時代にも決して変わらないものがあるはずです。そのような時代を生徒がしっかり生きていくために、豊かな人間性、主体的に行動する実践力、そして確かでかつ柔軟な学力を、生き生きとした洛西生活の中で育んでいけるよう、教職員皆で力を合わせていきたいと思います。今後とも本校教育の発展に御理解、御支援を賜りますようよろしくお願いいたします。

 

 4月1日に、前任の藤浦和之校長の後を受け、京都府立洛西高等学校に着任いたしました北村正男と申します。

 本校は、昭和55年に開校以来、保護者の皆様や地元地域の皆様に多くの御支援をいただきながら、一人一人の生徒を大切にし、個性と能力、可能性を最大限に伸ばす教育活動を展開しています。学習に、部活動に、学校行事に、地域社会と連携した活動「洛再Links」にと、生徒は豊富なエネルギーでさまざまなことに挑戦し、自らを高め、学校文化を築き、洛西高校での3年間を、自らを大きく成長させる時間として過ごしています。

 新型コロナウイルスにより、私たちの生活が一変し、学校での教育活動も制限を受けてきました。この間、生徒、教職員を始め、多くの方々の知恵と工夫と協力により「できること」を増やしてきました。4月1日からは、学校においても新たなステージへの移行が始まります。感染が収束したわけではありませんが、生徒が学ぶ環境は徐々にコロナ禍以前の水準に戻ってきています。従来の形も大切にしながら、新しい形も融合した、さらに進化した形を模索したいと考えています。

 社会は先行きが不透明で、誰もが未経験な規模で変化しています。そのような時代をしっかり生きるためにも、豊かな人間性、主体的に行動する実践力、そして確かでかつ柔軟な学力を、生き生きとした洛西高校生活の中で育んでいけるよう、教職員皆で力を合わせていきたいと思います。今後とも本校教育の発展に御理解、御支援を賜りますようよろしくお願いいたします。

                                       京都府立洛西高等学校

                                       校 長  北村 正男  

 
 
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