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人権講演会(講師 具志アンデルソン飛雄馬様)を開催

 
 5月30日の6・7限に多文化共生NPO世界人 理事長の具志アンデルソン飛雄馬氏をお招きし、「日本社会を生きる世界人」と題し、2年生対象の人権講演会を実施しました。
 
 「昔の俺はこんな姿やってんで!」と言いながら映し出した写真で、会場は笑いにつつまれました。その後、なぜ非行に走ったのか、そしてどのように更正し、人として成長できたのかについてお話してくださいました。
 生徒達や教職員にとって、日本で生活する外国人や、外国で生活する日系人とよばれる人々の状況について学び、国際化が進む社会の中で、多様な背景を持つ人々とどのように共生していけばいいのかを、自分の生き方や日本社会の在り方に関係づけて考える良い機会となりました。  次に、生徒の感想(抜粋)を紹介します。
○過去は変えられないけど、未来は変えられるという言葉が印象に残りました。自分の人生は自分で決めて自分で作っていくことが大切だと思ったので、周りに流されたりしないように自分の気持ちを大切にしていきたいと思いました。
○頑張ったらなんとかなるって思えたし、辛いことがあってもそれを乗り越えれる試練しか与えられないから、どんなことがあっても前を向いて自分らしく一生懸命頑張ろうって思えた。
○今回の話を聞いて違う国籍の人でも同じ人間であり、共生していくという大切さを改めて感じた。具志さんの感情のこもった1つ1つの言葉とまっすぐな目にとても感動した。あまり聞く機会がない貴重な話が聞けて良かった。
○今回の講演で自分の人生を語る人の話は引き込まれるなと思った。途中に出てくる言葉も身をもって経験したことで、理想とかじゃなくて現実を見てそういう言葉を言っているのがとてもいいと思った。
○講演の中で言っていた経験をもとにした言葉の一つ一つが自分たち高校生にとってためになるものだった。あの言葉は普通の人には言うことができない。言えたとしても何の意味も持たない。そんな言葉だと思った。今の時点で自分たちがその言葉の意味を全て完全に理解することはできないけど、それでもいつかその言葉の意味を感じられたらと思った。

 なお、この人権講演会は、峰高PTAとの共催で開催しています。この日は、会員様(保護者様)にも御参加いただきました。
 
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