伝統文化事業制度を活用し、茶道体験・着付け体験を行いました。裏千家茶道の講師は加藤宗麻先生、着付けの講師は西川ちせ子先生です。礼法室のお床には自作の茶掛けや仙媒、菓子皿を飾りました。そして、生徒がデザインした主菓子をいただき、自作の抹茶碗でお茶を点ててご自服し、茶碗の拝見をします。1学期から、歴史や禅など、一連の講義や実習を終え、今回が集大成となる茶道体験でした。茶室という日本独特の空間で伝統文化に触れる貴重な体験を通して、芸術としての茶道について、より教養を深めることができました。 


 
 
 
 
 

GSP 高大連携授業「理数化学」

  教養科学科では、1年次から目的・進路意識を高め、探究心や創造力を培うため、大学や研究機関との連携授業を通して様々な取組を行います。
  そして専門性を高める機会を充実すべく、グローカル・スタディーズ・プログラム(GSP)として系統的に位置づけています。
  自然科学や科学技術に対する興味・関心を高め、科学的・数学的な思考力や物事を論理的に考察・分析する能力を錬磨し、より専門性を高める機会と捉えています。

  教養科学科2年次生の取組として、10月28日(金)、大阪公立大学の八木繁幸教授を講師にお迎えして、「化学発光から化学を学ぶ」という授業を実施しました。
  内容は、炎色反応の実験とルミノール反応の実験、さらにルミノール反応の実験を元に警察の鑑識官になったつもりで、血液のしみこんだハンカチを探し出すというものでした。最後に、ウミホタルの発光現象の実験も行いました。

 
 
 
 
 

 「伝統文化事業制度」を活用し、「和菓子づくり体験」をしました。講師は、本校の近くにある「きねや菓舗」の店主・上田さんです。和菓子についての講義から実演まで、そして和菓子を作り出す職人技に感動です。実際に自分で作ると、ちょっと難しいようです。なんとか菊の花の模様をつけることができました。感染症対策を実施し、自分で作ったお菓子をいただくのは、格別な味だったようです。

 
 
 
 
 

 茶道と禅は切り離せない存在です。「府立高校特色化事業制度」を活用し、黄檗山万福寺塔頭別峰院・広瀬尊之和尚様を講師に迎え、禅についての講義と椅子座禅体験を行いました。普段の生活と結びつけた禅の説明や禅語の軸「無尽蔵」の解説、生徒が作った茶掛けの一字禅語についても説明していただきました。椅子座禅では、姿勢や呼吸を整えるなど、受験で集中したいときに応用できる貴重な体験でした。

 
 
 
 
 

 例年3年生の前期は共同制作に取り組みます。今年のテーマは四大属精。世界の創造に伴う四つの属性を擬人化したキャラクターに見立て、4人で一人一人キャラクターを担当し、それぞれの物語のワンシーンを切り取り、四つのアイテムを組み合わせることでひとつの作品(世界)を創造しました。文化祭で昇降口に、現在は新学習棟2階に展示しています。

 
 
 
 
 

 知的好奇心をくすぐる体験授業制度を利用し、京都工芸繊維大学の木梨憲司先生をお招きしました。色とは何かをテーマにした体験授業で、色に関する考え方を物理と化学の視点でお話ししていただきました。そして実際に色鉛筆で作った色を計測し、色を数値で体験しました。

 
 
 
 
 

 2回目の体験は、天然藍と合成藍の染色の違いについての講義と、「合成藍染め体験」をしました。今年は昨年度の染液に継ぎ足して染めるという、SDGsを意識した藍染めの取り組みを実施出来ました。今、藍の花が咲いています。来年の選択者用と自分へのプレゼント。卒業して藍を育てて染めて欲しいです。

 
 
 
 
 

 府立高校特色事業制度を利用し、田中直染料店から外部講師として鹿児島功也さんを招きました。藍についての歴史の講義と、「乾燥葉染め体験」をしました。

 
 
 
 
 

 育てた藍の葉で2種類の染色体験をします。まずは育った藍を枝ごと採取します。「生葉染め体験」では、絹に藍の葉を挟み、葉脈が綺麗に残るように木槌で叩く染め方です。緑色から水色に変化する様子を観察しました。

 
 
 
 
 

 ボウリング競技において、藤原夢生さん(1年)が予選会を突破し、8月に三重県で開催される高体連加盟校全国選抜大会の個人戦に出場します。
 7月29日実施された壮行会では、藤原さんが大会への決意を述べ、井上校長から激励の言葉が贈られました。
 引き続き、応援をよろしくお願いします。