本館
展示室と研修室、収蔵庫、事務室があります。展示室では、1階の常設展「丹後の歴史と文化」において、丹後地域の縄文時代から近代までの歴史と丹後の織物を紹介しています。
2階展示室では、年5回、丹後に関連した特別展・企画展を開催しています。
研修室では文化財講座や体験事業を行っています。
旧永島家住宅
旧永島家住宅は、京丹後市丹後町徳光にあった農家の母屋で、天保11年(1840)に建てられました。永島家は江戸時代に宮津藩の大庄屋を務めました。
この建物は、丹後地方の民家の特徴である「平入り広間型三間取り」が「整型四間取り」へ変化した初期の建物です。
屋根は茅葺き、室内の天井は鉄砲貼りであるなど、大庄屋らしく整えられています。
平成7年度(1994)に当館へ移築復元され、京都府の指定文化財となっています。「昔の道具」も多数展示していますので、民具の常設展示としても随時見学できます。
丹後国分寺跡
丹後国分寺は、奈良時代に諸国に建立された護国を祈る寺のひとつです。
現在の遺跡は、南北朝時代に再建された時の姿をよく伝えており、国の指定史跡となっています。
丹後郷土資料館の前面に、丹後国分寺跡が広がっています。
本館に国分寺跡関連資料も展示しています。