蚕業遺産×ミュージアム -蚕都がつむいだ文化財の新たな価値と可能性- 「蚕都(さんと)」と呼ばれた綾部を中心に、丹波・丹後で使われていた蚕糸(養蚕・製糸)用具が一括して当館へ寄贈される事をきっかけに、資料に新たな価値を見出し、地域資源として保存・活用するために、収蔵庫不足に悩むミュージアムはどのような役割を果たすことが出来るのかを考える。また、養蚕・製糸の工程を蚕糸用具の写真で解説する。 2019年11月 A4判 125頁 1,000円 (600g) | |
丹後の紙漉き 在庫切れ 紙漉きを通して見えてくる丹後・丹波の暮らしや文化を紹介。冬期の副業としておこなわれた手漉き和紙の生産工程を道具や写真で解説する。 2016年10月 A4判 93頁 600円 (452g) | |
丹後の背板 背板とは丹後の背負い運搬具である。他地域では負い子や背負子と呼ばれ、支え棒の有無で東西に2分される。丹後の背板を他地域の負い子と比較しながらその地域性を紹介する。 2012年10月 A4判 76頁 500円 (325g) | |
木綿再生 たばっとかれた布たち 在庫切れ 丹後における木綿の古切れの利用を紹介。木綿が貴重であった丹後では、小片でも古切れは取っておき、裂き織りや刺し子として再生した。併せて西日本の絵絣コレクションも掲載する。 2003年10月 A4判 39頁 600円 (227g) | |
竹の職人 木の職人 竹と木を素材とした生活用具を作る丹後の職人を紹介。竹素材では籠屋、傘屋、提灯屋を、木の素材では桶屋、柄屋(鋤・鍬の柄を作る職人)を製作工程とともに取り上げている。 1994年4月 B5判 16頁 400円 (65g) | |
農民のこころとかたち -丹後の農具流通変遷誌- 丹後の民俗資料である稲作農具を紹介。主に形と機能の関係や、墨書名と生産・流通との関係に触れている。丹後の遺跡から出土した古代の稲作農具も掲載する。 1993年4月 B5判 16頁 400円 (80g) |