動物資源コースと畜産部の生徒が参加した「セントラルジャパンホルスタインショウ」で、本校の乳牛「グロリーオーサ クリーメル クラッシャブル フィラ号」が、第11部(5歳以上)でチャンピオンに選ばれ、3年連続で部門チャンピオンを受賞しました。 さらに、学校グランドチャンピオンにも輝き、複数部門での受賞を果たしました。 また、フィラ号は乳牛としての姿勢の良さや骨格構成が高く評価され、乳器の美しさを評価する「ベストアダー」賞、換乳乳量を評価する「ベストプロダクション」賞も受賞し、この2部門では2年連続での受賞となりました。 過去には「リザーブグランドチャンピオン(総合2位)」を2年連続で受賞したフィラ号。 そして今年、3年連続でクラスチャンピオンを獲得するという、全国の農業高校はもちろん、一般の酪農家でもなかなか成しえない偉業を達成しました。「50年以上の歴史があるこの大会でも、3年連続でクラスチャンピオンを獲得するような牛はいないと思います。しかも、それを学校の教育活動として行っているという点が重要です。フィラ号は、記録にも記憶にも残る名牛であり、京都農芸が育てていることを多くの人に知ってもらいたいです。」 生徒たちが日々積み重ねてきた努力が、全国の舞台で大きな成果として実を結びました。 この歩みは次の世代へと確かに引き継がれていきます。