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教育内容

 

10月15()5限目に、2年生発展理系の生徒を対象に講演会を実施しました。

京都大学理学研究科化学専攻博士後期課程の坂本様を講師に迎え、次世代太陽光電池の開発に向けた研究について講演いただきました。 

次世代の太陽光電池を実用化するために、まずどんな研究をしたらいいと思いますか?という問いかけに、生徒たちは漠然としたイメージしか思い浮かばなかったですが、そもそも実用化って何だろうと考えていくうちに、発電量の向上や、耐久性の強化、価格の低減、といった具体的な課題が見えてきました。こうした課題の明確化が、研究の出発点であるということを先生から教えていただき、身近な疑問や気づきから研究テーマが生まれることを実感する機会となりました。この課題を見つけるまでの過程は、普段の探究学習に活かせると感じた生徒もいたようです。 

また、大学および大学院での実際の時間割をもとに、大学と大学院の違いや、それぞれの学位でどのような就職に結びつくかについて具体的なお話をいただきました。研究室の紹介もあり、研究の世界を知る大変有意義な機会となりました。