7月5日(金) 中高2組生徒が、合同作業で作った製品を販売する場として、花ノ坊校地教育相談室にて校内販売会を実施しました。主に校内販売会では以下の3点を目的にしました。
(1)文化祭への期待感や作業学習に対する意欲を高める
(2)状況に応じた適切なコミュニケーションを身につける
(3)考える力や人と関わる力を身につける
その中で、4月から中学部に入学した3名を迎え、始まった中高合同作業学習では、製品の製作に向けて取り組んできました。 まずはフェルトボールの作り方の基礎を学び、アレンジを加えていきます。その過程の中で試行錯誤を繰り返し、6月中旬にようやく製品としての形ができてきました。実際に自分たちで使用してみたり、市場調査と題して、先生にアンケート調査をして製品やその値段について検討を重ねました。完成した製品には自信をもち、当日を迎えました。
【写真】おすすめ商品の提案をする生徒

慣れない高等部の1階の教室ということもあり、戸惑いもありましたが、多くの先生方に来ていただき、大変うれしく、心強くもあったようです。長い時間の立ち作業ということもあり、くじけそうなときにはたくさん声をかけていただき、約45分で全て売り切ることができました。
【写真】お金の受け渡しをする生徒

その後は、振り返りをします。生徒からは「レジを打つのを頑張りました」等、それぞれの役割を果たしたことを話してくれました。たくさんの成果があった校内販売会でしたが、もちろん課題もいくつかみられました。
次回の販売は文化祭を予定しています。販売までに課題の克服と、よりよい製品作りに向けて取り組んでいきましょう。 最後に来ていただいた方々ありがとうございました。そして初めての販売場面でも最後まで堂々とした新入生、先輩として丁寧な言葉遣いで最後まで取り組んだ先輩、全員に大きな拍手です。
【写真】商品の受け渡しをする生徒
