「見えない」体験を通して視覚の役割を知り、視覚を補う道具を知り、障害がある人にとっても暮らしやすい社会であるために「自分にできること」を、千代川小学校の4年生と共に考えました。
まず、始めにアイマスクをつけてじゃんけんをしました。
「え~!! わからへんやん。」「どうやってやるん???」
「何を出したか、聞いたらわかる!」
「さわったら、何を出しているかわかる!」
視覚を補う他の感覚について、たくさんの気づきがありました。
次に、歩く体験をしました。アイマスクをして視覚情報を遮断すると真っすぐに歩くことが難しかったり、歩く速さがゆっくりになったり・・・。恐る恐る歩いている人もいました。点字ブロックが敷かれていたり、白杖を使ったりするとちょっぴり不安が減ってみんなの表情も明るくなっていました。そして、隣で手引きをしてくれる人がいると、何も手掛かりのない所でも、安心して歩く様子が見られました。

