見えない・見えにくい子どもたちにとって、大きなものや広い空間の全体像をつかむことは簡単ではありません。体育で視覚障害者スポーツ、フロアバレーボールに取り組んだ際、コートを3Dプリンターで立体的に再現し、触って確かめながら全体の形や位置関係を理解できるようにしました。
3Dプリンターで作成した教材は、触って確かめやすい大きさで再現でき、丈夫で、何度も繰り返し触って確認ができる利点があります。競技そのものや、ルールについての理解が深まり、活動への見通しや競技力の向上につながることが期待されます。
【写真】3Dプリンターで作成したフロアバレーのコート

また、「自分が飼っている犬を友達に紹介したい!」という生徒の思いから、犬の特徴を言語化し、AIで画像を生成したうえで3Dデータ化し、立体物を作成しました。自分が触れて感じている愛犬の姿を、指導者と言葉でやりとりしながら、特徴をできるだけ正確に表現し、画像・立体という複数の手段を組み合わせて再現しました。コミュニケーションの幅が広がり、言語活動を豊かにすることにもつながる取組となりました。
【写真】生徒の表現をもとに、生成AIを活用して作成した犬と触れて確かめる生徒



