高等部

(中高)施設体験実習報告会・進路報告会

12月3日(水) 中高2組合同で、中学部2年生による「施設体験実習報告会」と高等部3年生による「進路報告会」を花ノ坊校地にて行いました。

【写真①】実習のねらいを再確認している様子

中学部2年生は今回が初めての実習とあって、各々緊張した様子でのスタートでしたが、2日目の目標内容や取り組む姿勢等から前向きに頑張る姿が見られました。
報告会では、実習の目標や体験内容、取り決めた数、感想等を伝え、実習の経験を経て、「働く」ことの大変さを体感したり、自分に自信がついたりと、一人ひとり充実した2日間であったことが伝わる報告でした。また、1日の学校生活よりも長い就労時間に驚きながらも、「長い時間お仕事をする利用者さんはすごい。」という他者を意識した感想もありました。最後は、職場の方々への感謝の言葉で締めくくりました。

【写真②】実習の様子を報告している生徒の様子

次に、高等部3年生の報告では、今までの経験をもとに、後輩に伝えたいこと、卒業後の生活のこと等、幅広く報告してくれました。これまでに重ねた実習経験をもとに、視覚に障害があることでのつまずきや困りごと等、経験しなければわからないことを伝えてくれました。途中でクイズ形式の問題もあり、中学部生徒と高等部生徒で大盛り上がりしました。最後に、今まで支えてくれた方々へ感謝の言葉を伝え、クイズに参加してくれた生徒へ自作のプレゼントを渡して、終了しました。

【写真③】プレゼントを渡している生徒の様子

最後の質疑応答では、「螺旋階段は危なくなかったか。」「バスが時刻通りに来なかったときはどのようにするか。」等、多くの質問に誠実に返答していました。

実習時の振り返りとは別の機会にもう一度振り返りを行い、他者に伝えることで自分の経験に価値が付くものだと考えています。これらの経験を何度も繰り返し、勤労観が身に付き、自分で進路選択できるようキャリア教育を進めています。
次回は、3学期に高等部1年生からの報告会を予定しています。

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