高等部

(高)理療科 東洋医学概論(1年)の一幕

東洋医学概論(1年)では、適宜復習をしながらの学びを意識しています。
心身の不調は、身体の何の働きがおかしくなって起きているのか?を把握することが、東西問わず医療の肝要だからです。
そのため、東洋医学でも基本となる部分について、このような資料(pdf)で病態把握力の向上に努めています。

例えば、資料の臓腑の働き1行目にある「統血」の初出時には―、
 ・「統血」とは血を漏らさない働きのこと。「統」はまとめるの意。
 ・「血をまとめておいて脈外に漏らさない」という統血は「脾」という臓が担う。
といった説明をしています。

この資料で大事なのは「血を漏らさない(統血)」=「脾」の概念。
出血しやすい人に対して「脾」が関係しているかも?と気付けること、何の臓腑の働きを助ければよいか分かること。
それらが病態把握力、施術者としての力量につながっていきます。

ちなみに、脾は運化(飲食物の消化)という働きを担っています。
今では出血傾向の一因としてビタミンCやKの欠乏症が判っています。
検査機器のなかった時代。巫術の時代から少しでも論理的に科学的に、と歩んだ時代。
消化不良や栄養障害の人に、ある程度共通して出血しやすさがみられたことから、統血と脾が結び付いていったのかもしれませんね。

初めて東洋医学を学ぶみなさんにとっては、馴染みのない用語や概念が出てきます。
それでも、内容を噛み砕くとともに覚えるポイントを明確化した授業を心掛けています。

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京都府立盲学校 花ノ坊校地
TEL:075-462-5083(担当 教務部)

【pdfデータ】東医復習資料

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