12月17日(水) 年金事務所と税務署から来ていただき、普通科及び中学部3年対象の年金セミナーを行いました。
生徒から「消費税以外、(高校生の)現時点ではわからない、自分たちにどう関わるのか」「特に、年金なんて遠い将来に関わる話ではないだろうか」「障害者基礎年金という言葉は聞いたことがあるが、どういったものなのか」などのアンケート回答を事前に集約し、それを元にお話しいただきました。
税金の話では、生活との関りについて、種類やごみ処理費用などの公共サービス及び校舎・体育館などの公共施設に使われていることを学びました。また、令和4年度公立学校の全日制高校生1人当たり約112万円もの公費負担教育費として使われていることも学びました。
年金の話では、障害年金の1つとして「障害基礎年金」があり、障害の原因となった病気やケガの初診日が20歳前もしくは国民年金加入期間、60歳以上65歳未満であることが受給要件となることなどを学びました。また、身体障害者手帳の等級とは関係ないこと、1~3級の視覚障害の状態についても学びました。
生徒からは、「障害基礎年金と、バイトで得た収入の両方から税金を払うのか」「多くの収入があっても障害基礎年金はずっと受給できるのか」などの質問がありました。
これから社会に出ていく生徒たちにとって、税金や年金制度をより深く理解することができました。
【写真】税金の話を聞いている様子

【写真】年金の話を聞いている様子

【写真】質問をしている様子


