3年生の総合的な学習「美山のお宝発見!」の授業で、かやぶきの里へ行ってきました。
お天気が雨予報でどうかなー?と子どもたちもみんなソワソワしながらでしたが、
とても良いお天気の中で一斉放水点検の見学ができました。

到着してすぐに 美山民俗資料館へ。
中野館長さんからお話を聞かせていただきました。

かやぶき民家はススキや、山から切り出した木材など、自然の素材を多く活かした建物です。それゆえに火に弱いという弱点もあります。
かやぶき民家を火災から守るために、集落内には62基の放水銃が設置されており、それらが正常に動くかどうかを点検するため、年に2回、一斉放水点検が実施されているということです。
他にも
●茅葺き民家の良さや屋根の素材 ●保存にかかる費用●一斉放水点検の仕組み 等々
沢山のことをお話いただきました。
子どもたちは、熱心にメモを取りながらお話を聞いていました。
お話を受けて、子どもたちからも次々と質問がとびました。
「茅葺きの”葺き”ってなに?」
「水のタンクはどこにあるの?」
「なぜ観光客が来るの?」
「材料はどこから集めているの?」
放水開始の時間が迫っているので、止まらない質問の嵐を一旦やめて 資料館を見学。
館長さんのお話にあった茅の保存をしていたという2階(屋根裏)に上がりました。

たくさんの木やロープ、ススキを使って、屋根が支えられていることを見たり、
ススキの他にも使われている材料も見ることができました。
ここでも、?がいっぱい浮かんで、「なんで?」を繰り出している子どもたちでした。


資料館の中と外では、暑さの体感が違うことにも気づきました。
「茅で屋根を葺いているので、夏が涼しい」という中野館長さんのお話と体験が結びつきます。
そして、お待ちかねの 一斉放水点検の見学場所へ移動。
年に2度の一斉放水点検をひと目見ようと、たくさんの観光客で賑わっていました。

自分たちの住む町に、これだけたくさんの観光客が来られるということ、
魅力があるということも肌で感じられたのではないでしょうか。
「タンクはどこらへんにあるんかな?」
「水が1番に噴き出すところの近くじゃない?」と言いながら、
スタート!

水が噴き出した瞬間には、子どもたちから「わぁ〜!!!」と歓声があがりました。
また、偶然にも若き茅葺き職人さんにも出会うことができました。
「どんなことを大切にしていますか?」と質問ができました。

その後は、公民館でお弁当を食べ、午後はフィールドワークを行いました。
放水を終え、フタが開いている放水銃の中から消防用の筒先が見えました。

体験をすることで、より放水銃やかやぶきのことに興味をもち、理解できたのではないかと思います。
たくさん考えてきた質問を全て聞くことができたかな?
これから学校に帰って
「みんなに伝えたい!!かやぶきの秘密ベスト3」にまとめていきます。
どんなことが心に残ったのか、またお話を聞くのが楽しみです。
この機会に、ご家族でも「かやぶきの里」を訪れ、子どもたちとの会話を深めていただければと思います。
中野館長さん、北集落の皆さん、ご協力ありがとうございました。

