１年生
『のどぼとけさん』
尾崎美紀/作 ささきみお/絵 ひさかたチャイルド
人の役に立つような一人前の男の人には、のど仏さんがいるんだって。しんちゃんは、眠っているおじいちゃんの、のどの奥にのど仏さんをみつけたよ。のど仏さんは、ちょっと頑固な変わり者。でも、親切にしてあげると、ハッピーなできごとが…。
子どもたちは少し緊張しているようでしたが、ところどころでくすっと笑ってくれていました。
とても礼儀正しく、しっかりと聞いてくれました。
２年生
『りんごがひとつ』
ふくだ すぐる/作・絵 岩崎書店
りんごがひとつおちていた。ヒョイともってくおさると、それを追いかけるみんなとの、ゆかいなカケヒキ。りんごを手にするのはだれ？最後は思わずホロッとくる結末が…？
とても楽しんで聞いてくれていました。
『なぞなぞはじまるよ』
おおなり 修司/なぞなぞ文 高畠 純/絵
みんな大好き、なぞなぞと愉快な絵が合体したなぞなぞ絵本です。
途中で終わりの時間が来てしまいましたが、「もっとー」との子どもたちのリクエストに応えて最後まで読んでいただきました。とっても盛り上がった絵本でした。
３年生
『まるくておいしいよ』
こにし えいこ/さく 福音館書店
赤や黄色、色とりどりの丸のシルエット、「これ なあに。」そしてページを繰ると、子どもたちの大好きなケーキ、クッキー、オレンジ、スイカなど「まるくておいしいもの」があらわれます。
「これなあに？」の問いかけにたくさん答えてくれました。巻きずしのページでは、「マグロがいいー」、「なっとうがいいなー」とかわいい声が聞こえました。
『おやつどろぼう』
阿部 結/作 福音館書店
真夜中、母さんが隠したケーキを探して、冷蔵庫をのぞいたアカーキー。冷蔵庫のなかでおかしな生き物「しましま」がケーキを盗むのを目撃し、取り返すために冷蔵庫の奥へと入っていきます。たどりついたのは、盗まれたおかしが山積みになった大広間でした。アカーキーはおやつどろぼう・しましまたちから母さんのケーキを取り返すことができるのでしょうか……？
みんなでイスを寄せて前の方に集まって、絵本の細かいところまでしっかりと見てくれていました。
４年生
『２ひきのカエル そのぼうきれ、どうすんだ？』
クリス・フォーメル/作・絵 はたこうしろう/訳 徳間書店
もりのおおきな池のすいれんのはっぱのうえに２ひきのカエルがいた。１ぴきは、ぼうきれをかかえている。「なんでそんなぼうきれをかかえてるのさ？」、「犬がきたら、このぼうでバンバーン！ってやっちまうのさ」、「犬なんていないじゃないか」。
……２ひきがこんなやりとりをしているあいだに、とんでもないことが？
２ひきのカエルの滑稽な動きや表情が、リアルなイラストで描かれている楽しい１冊です。
オチに笑い声が聞こえてきました。
５年生
『オレ、なんにもしたくない』
デヴ・ぺティ/文 マイク・ボルト/絵 小林賢太郎/訳 マイクロマガジン社
カエルくんは、なーんにもやりたくありません。ともだちに相談しにいっても、なんだか楽しそうなものがありません。でもホントのホントは、楽しくない理由が別のところにあったのです。
カエル親子の陽気な会話で繰り広げられる気づきの物語です。
時折笑いながら、みんなしっかりと聞いてくれていました。
『おにぎりをつくる』
高山なおみ/文 長野陽一/写真 ブロンズ新社
おにぎりだいすき！おいしいね！ごはんをぎゅぎゅっとにぎったら、生きる力がわいてくる！ごはんを炊いて、塩おにぎりがひとつできたよ。料理家・高山なおみさんの文による写真絵本です。
６月１８日はおむすびの日だそうです。ほとんどの子が、おにぎりをつくったことがあるとのことでした！
６年生
『のっぺらぼう（日本民話かみしばい選・おばけがいっぱい）』
渋谷 勲/脚本 小沢良吉/画 童心社
きつね沢へ釣りにでかけたごんじゅうろうが「おいてけ」の声におびえて逃げ、近くの屋台にとびこんだら、そこにものっぺらぼう！墨で描かれた絵も怖さを引き立てる、正統派の昔話（怪談）です。
朝から暑い日でしたが、迫力ある読み聞かせで一気に涼しくなりました。
※あらすじは出版社の内容紹介を引用または参考にしています。
