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1年生 子どもの知的好奇心をくすぐる体験授業

 

11月21日(木)、22日(金)に1年生全員を対象に京都府教育委員会主催の子どもの知的好奇心をくすぐる体験授業を実施しました。

☆21日は総合地球環境学研究所・京都大学教授の大山修一先生にお越しいただき、1年4・5組に「砂漠化を考える」という授業を行っていただきました。

砂漠化の現状のお話や、砂漠化したところへゴミをまき、家畜を放った実験の結果を見せていただいたり、各国のゴミの分別や処理の仕方等教えていただきました。

【生徒の感想】

・私も森林が生えたところに放牧をすると、逆にまた砂漠化してしまうのではないかと思ったけど、逆にそれが森林を育てていたというのもすごいと思い、何事もやってみることが大切なのだと感じた。

・ものの考え方や捉え方によっていい環境(自然も私たちも)に変えることができると考えました。だから、これから先、自分にとって苦しいこと・大変なことにぶつかったときに視野を広く持ち、見方や考え方を変え、乗り越えられるようになっていきたいと思います。

・誰もが不潔というイメージのゴミの意外な活用方法も面白いと感じたし、それを発見していくまでの過程である研究の面白さを知ることができた。研究はそういう面白さだけでなく社会に貢献できるという面白さもあり、社会が改善されていくことが分かった。

・自分たちが普段気にかけることがないであろうものや、全面的に否定していたことが実は意外と良い策だったという結果を受けて、いろんなことをまず試してみるということが大切だなと感じた。

・環境か経済発展かの2択という狭い視点にとらわれるんじゃなくて、選択肢を増やした幅広い考え方が必要だと感じました。

・自分の努力やアイデアで人を助けられると考えたら、ワクワクしたし、大学が少し楽しみになった貴重な時間でした。


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☆22日は京都大学教授の若村智子先生と大学院生のお二人にお越しいただき、1年1・2・3組に「眠るってどういうこと?」という授業を行っていただきました。

安眠チェッカーを実施した結果から睡眠の質についてのお話や、日常生活での睡眠に関わるクイズにみんなで回答して、睡眠について考えたり解説を聞いて学びました。

【生徒の感想】

・毎日行っている睡眠のことを何も知らなかった自分が情けない。今日学んで今日から実践できることや、毎日の習慣で変わっていけるので、今日から変わりたいと感じた。

・寝る前にスマホをさわったらたくさんの良くないことがあったので、これからは寝る前にスマホを触るのを辞めるのを意識したいです。

・私たちの生活の大部分を占めている睡眠について、良い睡眠をとるため、将来病気などにならないための方法や質を下げる行動について深くたくさん知れたいい機会になりました。よく寝る子は育つと言われてきましたが、なぜそう言われているのかの科学的根拠を知れ納得できました。

・安眠チェッカーやってみて、私は睡眠の質あまりよくありませんでした...。気持ちよく寝れている気がしたんですが...。光を日中しっかり浴びて、3食しっかり食べて、日中しっかり動いて、家族・友達などと楽しくしゃべってもっと睡眠の質を良くしたいです!

・ただ眠ればいいだけでなく、より質の高い睡眠を取るには寝る前・1日の過ごし方を意識しなければいけないとわかりました。

・京大の人間健康科学科での実験の様子を映像で見てて、こんなことを研究できるのが大学なんだなと知れて、とてもいい経験になったと思う。


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