新しい季節が到来し、春の柔らかな陽射しが校庭を彩る中、本校では4月8日、令和7年度の始業式を盛大に開催しました。生徒たちは、春休みの思い出を胸に、新たな学年への期待を抱いて登校しました。
柏木校長先生は南海トラフ地震を始めとする巨大地震への備えについて語り、生徒たちに命を守る行動を促しました。「釜石の奇跡」「大川小学校事件」を調べる宿題を通じて、迅速かつ的確な避難の重要性を学び、避難生活の備えを考える必要性が強調されました。また、「通電火災」や「災害時トイレパニック」についての調査課題も示され、生徒自身が主体的に生き残る方法を探究する姿勢が求められました。
校長先生は自衛隊による被災地支援の事例を挙げ、自助や共助の重要性を訴えました。さらに、災害時には力強い高校生として避難所や地域を支える役割を果たしてほしいと期待を込めたメッセージが贈られました。最後に、生徒の安全と健康を願い、一年間の目標達成に向けて力強いエールが送られました。生徒たちは静かに耳を傾け、改めて新学年への意気込みを感じました。
さらに、新しく着任された先生方の紹介、分掌部長の先生方の紹介、総務部長、生徒指導部長、進路部長による講和が行われました。
新年度を迎えた桂高校の生徒たちは、災害への備えとともに、充実した高校生活に向けて歩み始めました。
始業式を通じて、本校の生徒一人ひとりが新しい目標を胸に刻み、令和7年度の素晴らしいスタートを切ることができました。今年も共に学び、成長する一年にしましょう!