1月10日(火)にオンラインによる校内放送で3学期始業式が行われました。山下校長先生の式辞では、「一年の計は元旦にあり」という言葉を引用して、新しい一年を迎えるにあたり、年の初めにその一年の目標をきちんと立てることが大事であるというお話がありました。何かを始める時には、その目的・目標・手段を明確にすること。目標の実現には常に努力を伴う取組が必要であるが、周りで支えてくれる人たちのあたたかさや思いやりが必ず生きていく上での大きな力になること。これらのことを感じながら、生徒一人ひとりが目標に向かって頑張ってほしいとのメッセージがありました。
 また、世阿弥の「目前心後」の言葉より、客観的に自分を見る努力が必要であるというお話もありました。相手が自分を見る視点に立って自分を見た時に初めて、本当の自分の姿を見極めることができる。そして真の自分を信じて、自分の大きな可能性を信じて行動してほしいというメッセージが送られました。
 最後に、3学期の始まりにあたって各学年ごとにエールが送られました。「3年生は、残りの授業や高校生活を大切にして有終の美を飾ってください。」「2年生は、4月から最高学年になるが、もう3年生という意識を持って自らの進路を切り拓いてください。」「1年生は、一人ひとりが個々の力を伸ばし精神的に一歩成長しながら学年全体での成長を期待します。」 全学年の生徒たちが桂プライドを忘れずに目標に向かって頑張る姿を期待していますという言葉で締めくくられました。


 
COPYRIGHT (C) 京都府立桂高等学校