オンラインによる校内放送で2学期終業式が行われました。山下校長先生の式辞では、2学期の学校行事の振り返りとその成果についてのお話がありました。9月の文化祭は、全校生徒みんなで盛り上げて最高の思い出になったこと。3年ぶりの開催となった体育祭では、学年の枠を超えた仲間たちと競技を通して情熱や楽しみを共有できたこと。12月には、1年生が全員で雑草除去や落ち葉拾いなど校内清掃美化活動に取り組んだことで、学校を大切に思う気持ちが育まれたこと。あらゆる学校生活において自分なりに楽しんだり、自分なりに続けてきた努力が自立した人間の基盤になるというお話をされました。

 また、式辞のなかでは、脳科学者茂木健一郎氏の著書から『朝型脳』の紹介があり、"脳を最高に活かせる人の朝時間こそ、脳が喜ぶことをやって疲労やストレスをリセットしましょう!" "失敗してしまうかもというネガティブバイアスを打破するのに朝時間を活用しましょう!"という内容で...。挑戦したいと思う気持ちで脳を活発に動かし、目標を達成することを積み重ねていくことでさらなる頑張りに変えてほしいという校長先生からのメッセージがありました。

 式辞の最後に、校長先生から生徒たちにQRコードが示され、ウェブ(Mentimeter)を用いたアンケートにより、「あなたにとっての今年の漢字一文字は?」「令和5年の目標を漢字で表すと?」という2つの問いかけがなされました。

 生徒からの回答は、今年の漢字は「挑、戦、幸、進、勉、勝」など、令和5年の目標は「勉強、部活、努力、自立、楽」などでした。学校生活を楽しみ、勉強や部活に励み、挑戦する気持ちを大切にしてほしいという校長先生のお話の内容に関連する回答が多く見られました。そして、「今年もありがとう。3学期始業式に会いましょう。」という言葉で締めくくられました。

 その後、教務部長から2学期の学習活動の振り返り、生徒指導部長から冬休みの過ごし方、進路指導部長から各学年における進路実現に向けての心構えのお話がありました。冬休みの期間中、部活動で全国大会へ出場する生徒は周りの人たちへの感謝を忘れずに挑戦する目標を掲げ、3年生は進路実現に向けて自分に挑戦するなど、生徒たちが今年一年の自分を振り返る機会を持って更なる目標へ向かって頑張ってくれることを期待しています!

 
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