1月13日(金)、センター試験激励会を行いました。始めに橋本校長からお話があり、「みなさんは朝早くから暗くなるまで一生懸命、勉強してきました。自信を持ってください。誰でも緊張はするものだから、焦らず落ち着いて臨んでください。そして、試験が始まるまで努力し、終了の合図があるまで、最後まであきらめないでください。」と述べられました。
また最後に、「明日はベストのコンディションで頑張ってください。皆さんの健闘を祈ります。」と締めくくられました。
その後、進路指導部から前日の準備や当日に注意することなどを説明され、最後に3年学年部長から、試験についての心構えについて「解けない問題があるのは仕方ないが、解かない問題を残して悔いを残さないでほしい」と話がありました。生徒たちは先生方からの話や注意点を真剣な表情で聞いていました。
1月10日(火)、3学期始業式を行いました。橋本校長は式辞の中で、昇降口の飾り付け(謹賀新年の墨書、絵馬に書かれた酉の書と絵等)について触れられ、「永い歴史の中で、伝統を引き継ぎ、先人に支えられて今、生かされている。よって、伝統文化や伝統行事を大切に引き継ぐことはとても意義深く、重要なことである。単にお祭り騒ぎで終わるのでなく、それぞれの意義を知り、重みを感じ、引き継いでいって欲しい。」と述べられました。
また最後に、「今年一年の具体的な目標や願いに向かって、自分の力を信じて、一日一日を大切に精進しよう。目標や願いを成し遂げるのは皆さん自身です。皆さんにとって、素晴らしい年になることを願っている。」と締めくくられました。
12月20日(火)、2学期終業式を行いました。橋本校長は式辞の中で、「文化祭や体育祭で、仲間とともに一つの目標に向かって進むこと、力を合わせて汗を流すことの大切さを実感したことと思う。」と述べられました。
また、マナーについて、「成人になれば、マナーが重視される。マナーは20歳を超えたからといって、誰にでも身につくものではない。挨拶や言葉遣いなど、一人ひとりが意識して磨き、自分の成長につなげよう。」と述べられました。
最後に、「1日24時間。時間は全ての人に平等に与えられている。大切なのは、どのように過ごすかということである。学習や部活動だけでなく、大掃除の手伝いや新年の行事、家族との交流なども大切にしよう。また、この1年を振り返り、新年の具体的な目標を立て、その目標に向かって挑戦し続けよう。」と締めくくられました。
部活動や授業の取り組み等の表彰
2学期に、顕著な活躍をした生徒に対して、表彰や成績の紹介が行われました。
また、男子ハンドボール部の主将から、1月の近畿大会に向けて、挨拶がありました。
<吹奏楽部>
第41回京都ビックバンドフェスティバル 京都府選抜メンバーとしてトランペットを演奏
山本あかりさん
<美術部>
文化パルク城陽アートギャラリー2016 油絵 入賞
中上奈美さん、 照田圭祐くん 、藤本琢弥くん、
文化パルク城陽アートギャラリー2016 絵画 入賞
馬場礼奈さん
<書道部>
文化パルク城陽アートギャラリー2016 半切 入賞
栗本萌加さん
<弓道部>
全国高等学校弓道選抜大会 京都府団体2次予選会 女子の部第3位
石井晴稀さん、 岸田茉優さん、小野真鈴さん、 小林登和さん
全国高等学校弓道選抜大会 京都府個人予選会第8位
道岡幸奈さん
<体操部>
京都府高等学校体操競技 兼 新体操新人選手権大会 女子団体の部 優勝
井関莱耶さん、中井美沙さん、成松美咲さん、辻日向子さん
体操新人選手権大会 個人総合2位 村岡涼花さん
<ウエイトリフティング部>
平成28年度 京都府高等学校ウエイトリフティング゙競技 新人選手権
77kg級 3位 中島陸くん
<女子ハンドボール部>
第40回全国高等学校ハンドボール選抜大会 京都府予選
兼 第60回 京都府高等学校新人大会 第4位
ベスト7 檜作栞里さん
<男子ハンドボール部>
第40回全国高等学校ハンドボール選抜大会 京都府予選
兼 第60回 京都府高等学校新人大会 準優勝
ベスト7 浦上大生くん、樋口正くん
11月12日(土)、年に1度開催される「木津川アート」に行ってきました。展示会場は美術館ではなく、木津川に点在する神社、古民家や倉庫など、その場所に適した展示を行う「インスタレーション」がメインで、部員も初めての鑑賞となります。棚倉エリアの4会場を周り、開橋エリア3会場では、工場全体に絵画作品を展示している作家さんに制作の意図を聞くことができ、大変興味を覚えました。山城プールでは、プール全体をビニールで覆った「ソフトスカルプチャー」の中に入って、プールの水の上を転がることができる大変楽しい作品でした。小春日和で少し汗ばむ日だったので、プールの上は気持ちよかったです。ここでも作家さんに話を聞くことが出来ました。また、この春本校を卒業したボランティアスタッフが声をかけてくれて、一緒に撮影しました。昼食休憩後、高麗エリア3会場へ移動し、古墳からは美しい木津川市を眺めるポーズで写真を撮りました。上狛エリア3会場を回り、全体の半分以上鑑賞し、次回への創作意欲につながる大変良い機会でした。
11月22日(火)、教養科学科1年次生84名が、京都大学宇治キャンパスを訪れ、水圏環境解析化学研究領域、精密無機合成化学研究領域、複合ナノ解析化学研究領域の3つの研究領域を見学しました。実際の研究の様子を体験し、疑問に感じたことや分かりにくかったことなどを、大学の先生や研究室の学生たちに質問していました。
最初に、本校の学術顧問の阿久津達也教授から、「バイオインフォマティクス(バイオ情報学)について」という演題で御講演をいただきました。生命の設計図である「DNA」について、その塩基配列の解析方法やコンピュータで処理する際の工夫について解説してくださいました。
その後、生徒たちは3班に分かれて、研究室の見学に向かいました。
水圏環境解析化学研究室では、地球を生存可能な惑星としている中心的存在である海洋について、どのように働いているかを化学を使って明らかにする研究の説明を受けました。あわせて、海水中の微量元素を分析するための実験施設を紹介していただきました。
複合ナノ解析化学研究室では、最先端の電子顕微鏡を用いたナノ領域の構造観察や化学分析の研究について説明していただきました。 また、実際に実験装置を見学しながら、電子顕微鏡技術の進展を紹介していただきました。
精密無機合成化学研究室では、様々な金属・半導体ナノ粒子の物性について解説していただき、それらを実際に合成・分析する実験装置の見学を行いました。
最後に、化学研究所内にあるスーパーコンピュータを見学しました。最新のスーパーコンピュータは、世界中の研究者たちがアクセスして、保存されている膨大な量の研究データを活用しています。
半日という短い時間でしたが、生徒たちにとっては高校では味わえない最先端の研究に触れることができ、将来の進路選択に向けて良い体験ができました。