こんにちは。J-troopers(男子バレーボール部)顧問の西原です。

J-troopersには様々な厳しい掟とシステムがあります。例えば、連絡なしの欠席者が1名でもいる場合、その日の部活は中止になります。そうならないように、土日に活動のある時は"モーニングコールシステム"があります。学校から自宅の遠い人から順番にメンバーに連絡をしていきます。自分が起きているという連絡と、次の連絡網のメンバーを起こす意味合いがあります。そしてそれを最終的にキャプテンが本日参加、欠席のメンバーを集約するというシステムです。この段階で体調が悪いなどあれば、その旨を伝えれば無断欠席など起こるはずもありませんし、起床確認も出来るので寝坊防止にもなります。J-troopersには厳しい掟もありますが、それに引っかからないようにするシステムも同時に作ってあります。

 先日、キャプテンである"タイチ"が練習に来ていませんでした。"寝坊"でした。部活開始後1時間半後に目が覚めたようで、本来ならそのままその日の部活には行かないという選択肢が頭を過るところですが、ミーティングだけでも参加しようと思い学校へ急いで向かったようです。練習後のミーティングでメンバー皆に詫びを入れ、以後気を付ける事を誓ったタイチでした。

 ミスは誰にでも起こり得ます。だって、人間だもの(ミツオ風)。かく言う西原も11時半から開始だと思っていたら実際には9時スタートで滅茶苦茶焦ったことがあります。間に合いましたけどね(遅刻をしない所が流石顧問)。もし遅刻をしたらジャンピングorスライディング土下座をして詫びたと思います。(←顧問だからといってミスをして悪びれずに詫びるのが良いね)ミスをした後にどう行動するか、どう感じるかが人間として成長できるかどうかの別れ道だと思います。今回タイチは、ミスは犯しましたが、ミーティングだけでも参加しよう、皆に一言謝ろうということで残りわずかな時間でしたが現れました。その責任感たるや良し。そしてミーティングでも自らを省みて、皆に詫びを入れました。寝坊はしましたが、やるべき事はやったと思います。そんな人間を叱る必要はありません。もう西原が何も言わずともタイチは今後何をすべきかわかっているはずです。叱るどころか、その凄まじい落ち込みように慰めたほどです。この寝坊は彼を一層成長させたと思いますし、二度と同じ失敗はしないでしょう。

 失敗の中からでも学べる事は沢山あります。それに気が付ける環境がJ-troopersにはあります。

そもそも西原が"しくじり先生"みたいなもんですからね。かく言う西原の学生時代は無遅刻無欠席でした。"西原は健康だけが取り柄なんだな"と思った諸君、是非、J-troopersの門を叩こう。西原のような健康な体を手に入れさせてあげよう。毎日ワンマン(練習メニューの一つ、練習の中で最もきついと噂される)を鬼のように繰り返してね。フフフ。

ひょっこりはんの如くひょっこり現れた“タイチ”(再現VTR)
あまりに落ち込む“タイチ”をアルカイクスマイルで慰める心優しき顧問(再現VTR)
 
 
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