7月29〜31日、第47回全国高等学校総合文化祭自然科学部門が鹿児島大学で行われ、天文地学部が鞍馬山でドローンとGISを駆使して研究をしている風倒木発生のメカニズムについてポスター発表をしました。審査員や来場者の方からたくさんの質問やアドバイスを受け、部員たちのプレゼン能力が更に高まり、研究内容が鍛えられました。

 

 京都府高等学校総合文化祭自然科学部門地学部門において、「同じ谷の中でも風倒木発生に差が見られるのはなぜか」をテーマに研究発表をしました。その結果、地学部門次点及び審査員特別賞を受賞し、2023年に行われる全総文鹿児島大会でのポスター発表と近総文三重大会での口頭発表の推薦を得ることができました。

 

 ペットボトルロケットの発射を、京都たからこども園の園児と行いました。園児たちはロケットのボディにかわいいイラストを描いてくれ、ロケットが発射される度に大きな歓声をあげて自分のロケットの行方を目で追いかけていました。

 

 JST女子中高生の理系進路選択支援プログラムの一環として、「里山サイエンスツアー」に参加しました。京都大学上賀茂試験地では里山の生態について学び、今後の研究活動へのヒントをたくさん得ることができました。

 

 鞍馬寺の協力により、境内における風倒木斜面の特性についてフィールド調査をしました。今回はドローンによる空からの観察も行い、同じ谷の中でも風倒木の有無がある事の要因を明らかにしました。

 

 国際協力イベント「第10回清水寺で世界を語る」でワークショップをしました。月面のバナーにメッセージを書いた青と黄色のウサギの折り紙を貼り付けて、平和のポスターを参拝者とともに共同制作する内容です。当日はウクライナをはじめ世界各国の方々に御参加いただきました。

 

幼高連携の一環として、天文地学部と京都たからこども園の園児たちが、ペットボトルロケットをうち上げました。ロケットのボディには園児が描いた絵がラッピングされ、うち上げの度に歓声があがっていました。

 

 140年振りの「ほぼ皆既月食」を観察しました。また、同じタイミングで「きぼう国際宇宙ステーション(ISS)」の観察にも成功しました!!皆さんは見られましたか?

 

京総文自然科学部門地学部門において、「GIS解析から見た斜面特性が風倒木にもたらす影響〜鞍馬山の風倒木を事例に〜(発表者、1-6 中川涼、1-2 北野倖史郎)」で、研究発表をしました。結果は2位となり、来年度の近畿高等学校総合文化祭和歌山大会への推薦枠を得ることができました。今回は全国出場は逃しましたが、来年度こそは万全の体制で全国に行けるように臨みます。

 

【北稜エッセイ(社会)&天文地学部】
 12月12日(土)に叡電鞍馬駅で、鞍馬山の風倒木で作った教育ツール体験や学習活動の展示・「鞍馬山から学ぶワークショップ」をしました。多くの家族連れやメディアで会場は賑わい、生徒たちは来場者の評価を受け、学習活動の改善点を得る良い機会になりました。

 

12月12日(土)11:00~15:00に、現在閉鎖中の叡山電鉄鞍馬駅を貸し切って、北稜エッセイⅡ(社会)・地域活性化プロジェクトと天文地学部の取組を展示します。また鞍馬山で発生した風倒木を利用した教育ツールを使ったワークショップも実施します。

なお、このイベントは新型コロナウイルス感染拡大防止のため予定を変更する場合があります。

 

北稜エッセイⅡ(社会)・地域活性化プロジェクトと天文地学部の取組を、叡電こもれび号車内にポスターで展示しています。この展示は、「鞍馬山風倒木プロジェクト」として、鞍馬山保育園、京都精華大学との連携事業として取り組んでいるものです。展示期間は11月17日~12月13日です。展示の概要は
 https://eizandensha.co.jp/gallery/ 
まで。

 

11月14日(土)に天文地学部が紅葉深まる鞍馬寺において、風倒木のフィールド調査と星空撮影を実施しました。今回の調査と撮影は鞍馬寺の全面的な協力により実施できました。

 

11月3日(火)に清水寺で実施された国際協力イベント「清水寺で世界を語る」において、北稜エッセイⅡ(社会)・地域活性化プロジェクト「鞍馬寺とひみつ基地チーム」と天文地学部が、SDGs15「陸の豊かさも守ろう」の目標達成を目指した取組である、鞍馬山の風倒木に関する研究成果と風倒木の再利用の提案を展示発表しました。当日は門川京都市長もお越しになり、生徒達の発表に耳を傾けていただきました。

 

11月1日(日)に行われた第37回京都府高等学校総合文化祭自然科学部門地学部門において、天文地学部が「撮影データを用いた鞍馬寺境内における地形と風倒木の関係」のテーマで研究発表を行い、優秀賞を受賞しました。この結果を受け天文地学部は、令和3年度第45回全国高等学校総合文化祭「2021和歌山総文」および令和3年度第41回近畿高等学校総合文化祭滋賀大会にて、京都府代表として発表の機会を得ました。

 
 

先日、国際宇宙ステーション「きぼう」が18時ごろに日本上空を通過するとの情報から、追跡を行いました!!

 

近畿高等学校総合文化祭京都大会も無事終わり、天文地学部は自然科学部門のポスター発表で奨励賞をいただきました。生徒達にとっては全国の多様な研究に触れる良い機会となりました。

 
 
Copyright (C) 京都府立北稜高等学校 All Rights Reserved.