振り子の時間はどうしたら変わる?

令和4年度学校の様子

 5年生が理科の「「ふりこのきまり」の学習で実験をしました。振り子が1往復する時間はどうすれば変わるのかを考え、①ふれはばを変える ②おもりの重さを変える ③振り子の長さを変える の3つの実験をしました。

10往復の時間を何度か計って1往復の時間を出します
算数の平均の学習も生かして

 5年生の子たちは、3つの実験とも振り子の1往復の時間は変わると考え、実験を始めましたが、まずふれはばの角度を変えても、1往復の時間は変わらず、予想を裏切る結果となりました。
 次は、おもりの重さを変える実験です。子どもたちは「絶対変わると思う!」と予想していました。しかし、実験を進めていくうちにまたもや予想を裏切る結果となりました。おもりを重くしても1往復の時間は変わらず、それならかなり重くしても変わらないのかということで、150gのおもりでも結果は変わりませんでした。

ふれはばやおもりのおもさでは変わりませんでした
150gではどうか試してみよう!

 最後の望みの「振り子の長さを変える」実験でようやく1往復の時間が変わり、5年生の子たちも安心した様子でした。
 実験からふりこのきまりを見つけ、それだけでは終わらず、本当に正しいのかさらに検証しようとする意欲が素敵でした。

タイトルとURLをコピーしました