京都府教育委員会の事業である「子どもの知的好奇心をくすぐる体験授業」として、京都工芸繊維大学の木梨准教授をお招きして、『「色」博士になろう』というテーマで授業をしていただきました。
授業の前半では、色とは、波長で表されることを理解した上で、計測機器を用いて、色の吸光度と波長のグラフの見方を学習しました。
後半では、色画用紙の色や、花の色を色鉛筆で再現する実験を行いました。各生徒が再現した色を、計測機器で計測し、再現したい色との数値のずれやグラフの形の違いから、同じ色を再現できたのかを評価しました。
生徒たちの様子から、「色」を感覚的に捉えていたものを、数値で判断するという、科学的な考え方を養うことができたと感じています。