総合的な学習の時間・総合的な探究の時間講座(2021/10/29)

10月29日(金)に、総合的な学習の時間・総合的な探究の時間講座を、各所属校からのZoomによるオンライン形式で実施しました。國學院大學の田村 学教授の講義と研究協議を通して、総合的な学習の時間・総合的な探究の時間の在り方について理解するとともに、質の高い探究的な学習と深い学びについて具体的に学びました。対談形式での講義に、チャット機能を活用してたくさんの質問が届き、双方向型のオンライン研修ができました。

【受講者の感想から】
◇総合的な学習の時間の実態は、探究プロセスが単発で終わっていることが多い。活用・発揮を繰り返しスパイラルして身に付けさせたい力を高めていくことが大切。そのためには年間を見通した緻密な計画が必要になってくると思う。
◇評価規準をきちんと示した上で指導を計画的に進めることが大切。前年度の踏襲をするだけでは、教師の心に残らず指導と評価が一致しない。各担任が評価規準について理解し、それに沿って実態に応じて手立てや工夫を凝らしていくことで、認知能力や非認知能力を効率よく高めることができることを共有したい。
◇高等学校では来年度の1年生から新学習指導要領が施行されることから、今まで以上に総合的な探究の時間においても新3観点を意識した指導が求められる。評価や目的についても、校内で統一を図るだけでなく、その妥当性を検証することも必要。多くの先生方を巻き込みながら検討や協議をしていきたい。

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