「この暑さ、いったいいつまで続くねんっ!」とも言いたくなる9月、Q活で二つの地域イベントにボランティアスタッフとして生徒達が参加しました。
9月6(土)、7日(日)の二日間にわたりJR嵯峨嵐山駅前で「嵯峨嵐山夏祭り2025」が開催されました。この夏祭りは嵯峨商店街と京都日台親善協会の共同主催によるもので今回で7回目とのこと。このイベントへのボランティアを募集したところ1、2年生の12名が手を上げてくれました。会場ではちびっ子向けの輪投げ、射的、スーパーボールすくい等のブースの運営や案内所での来場者対応などを商店街のスタッフに教わりながら行いました。ブースの設営、呼び込み、お金の管理、ちびっ子や親御さんとのコミュニケーションなど仕事はいっぱいあります。参加した他校の生徒ともあっというまに打ち解け、すぐに運営を任されるようになりました。差し入れのお茶や大量のおにぎりを頬張りながら猛暑の二日間を乗り切りました。
9月20日(土)北野商店街のエンゼルハウス跡地広場で「上京!子のまち大作戦」が開催されました。このイベントに1、2年生の4名がボランティアスタッフとして参加しました。また、合唱部8名も出演者としてステージパフォーマンスを披露しました。会場には地元の子ども支援団体の出店ブースやキッチンカー、消防署からやってきた地震体験車などが並び、来場した親子連れや小学生達がイベントを楽しんでいました。ボランティアスタッフの生徒達は朝の会場設営から参加し、テント立て、ステージ組立て、音響設備の設置などイベント作りの舞台裏を経験しました。そしてハイライトは上京区のゆるキャラ「かみぎゅう君」の着ぐるみにも入るという得がたい経験をさせてもらいました。またこのイベントには同志社大学のボランティアサークルのメンバーも参加しており年齢の近さもあってすぐに打ち解け一緒に運営に取り組みました。その中で大学生活のことや入試のことなど貴重な情報を得ていたようです。イベント終盤に出演した合唱部は用意した3曲を披露したあと、アンコールまでいただき会場を大きく盛り上げました。
いろいろな活動を通して、人を知り、まちを知り、世界を知る。まだまだQ活は続きます。
授業でもなく、部活でもない、第3の活動『Q活』が始まりました。
体験と出会いを通して地域と繋がり自分の生き方を考える、「ねばならない禁止、やってみたい最優先」そんな活動がQ活です。
1学期、手探りながらいくつかの取組がスタートしました。「綿花栽培」「落葉コンポスト作り」「パブリックコメントに挑戦」など自らの意思で集まった生徒達が楽しみながら活動しました。
『綿花栽培』 彼方此方屋(おちこちや)さんが運営する「京木綿プロジェクト」に賛同し、彼方此方屋さんからいただいた和綿の種と農家さんからいただいた洋綿の種を使って2種類の綿花を育て始めました。夏休みに入り黄色いかわいらしい花が咲き始めたので新学期には真っ白な綿が収穫できそうです。
『落葉コンポスト作り』 落葉を使って堆肥・腐葉土を作り花や野菜を作ってみるという目標に向け昨年の文化祭で出たベニヤ板やコンパネ、角材などの廃材を活用してコンポストを作りました。夏の時期で入れる落葉はまだまだ足りませんが校内の樹木剪定で出た葉っぱや雑草などを投入し始めました。先日はお隣の京都御苑の落葉をいただきにも行ってきました。微生物の力で『循環』を体験します!
『パブリックコメントにチャレンジ!』 京都市が進めている「次期総合計画(長期ビジョン仮称)」策定についてのパブリックコメント(市民からの意見を広く募る取組)にチャレンジしました。当日は12名の参加生徒が京都市総合企画局都市経営戦略室からお越しいただいた3名の職員の方とワークショップを通し、高校生の目線で今の京都に思うこと、今後の京都に思うこと等について自由に意見交換しました。社会との繋がりを実感するひとときとなりました。



1学期の期末考査最終日の午後に上京消防署の方にお越しいただいて救急救命・熱中症対策講演会を実施しました。各部活動より代表生徒が参加し、web講習を受講後、AEDの基本的な操作方法や心肺蘇生法と組み合わせた救命方法などを学びました。
6月21日・22日に行われた令和7年度NHK杯全国高校放送コンテスト京都府大会において、本校放送部員1名がアナウンス部門6位に入賞し、7月に東京で行われるNHK杯全国大会への出場が決定しました。